anttiorbの映画、映像の世界

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28日後...


動物愛護活動家が医療科学研究所を襲撃した。 研究員はチンパンジーが危険な感染症にかかっていると警告するが、活動家は耳を貸そうとしない。 檻から出した途端、チンパンジーは研究員や活動家に襲いかかった。
研究所での動物実験が失敗し、死のウィルスが漏れてしまってから28日後。 誰もいない病院で昏睡状態から目覚めたバイク・メッセンジャーのジム(キリアン・マーフィ)は、廃墟と化したロンドンの街へさ迷い出る。
人を探して彼は教会に入るが、そこにいたのは、死体の山に紛れていたウィルスの感染者たち。 ウィルスは血液を媒介とし、数秒で人間の精神を破壊するので、感染者はすぐに殺さなければ自分の命はない。
さ迷い歩く彼のもとに、やがてセリーナ(ナオミ・ハリス)という女性が現れる。 さらに二人は感染者に会わないように、昼間に行動をして夜は身を隠す。 そして高層マンションの上に光を見つけた二人は、そこでフランク(ブレンダン・グリーソン)とその娘ハナ(ミーガン・バーンズ)といった仲間を得ることになる。
ジムは、特効薬を見つけたというラジオ放送を頼りに、マンチェスター郊外まで車を走らせる。 だが彼らを待っていたのは、炎上する マンチェスターだった。
そしてフランクが感染。 凶暴化した彼に驚き嘆くジムたちだったが、そこに現れたのが、ヘンリー少佐(クリストファー・エクルストン)が指揮を取る軍人たちだった。 フランクを射殺し、ジムたちは軍に保護されるのだったが…

イギリス発のゾンビ作品、監督はダニー・ボイル。 2015年版の 「スティーブ・ジョブズ」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13912879.html を見ていますが鑑賞歴はそれだけ。
ゾンビ映画は低コストで、それを実にうまく魅せるかがポイントだと思っていますが、そういう意味ではキャストはそんなに有名な俳優は出ないと思っています。
しかしこの作品ではキリアン・マーフィー、ナオミ・ハリスクリストファー・エクルストンといったところが出演していますね。 もちろん当時はまだそこまで世界的ビッグネームではありませんでしたが、キリアン・マーフィーは 「トランセンデンス」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11818537.html 「レッド・ライト」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/8607823.html に出演。
ナオミ・ハリスは、「サウスポー」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14204390.html 「マンデラ 自由への長い道」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11637241.html 。そしてクリストファー・エクルストンは昔から定番のファンタジードラマ 「ドクター・フー」 でドクター役が印象に残っていますね。
物語の導入部は、ウィルス蔓延の原因がさらっと触れられ、画面下に時間経過が明かされていきます。 基本噛まれたり、体液が体に入ってしまうと、数秒で感染してしまうという恐ろしく厄介な細菌、これはもう致命的ですね。 そして今作のゾンビはやたら速い(^^)
ウィルスの感染もゾンビの動きも早いんで、あっという間にイギリス全土に広がっていくところは何ともですが、この作品は続編で明かされるのが被害はイギリス限定というところですね。
たいていゾンビ作品は、人類滅亡まで行ってしまうんですが、ここはそれが逆にドラマ性を帯びているんですね。 その設定が次作では悲しいドラマになっていくんですが。

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目を覚ましたジム

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人間を求めて

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出会った生き残りの人間たち

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そして生き残った軍人たち

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しかしここも危険な場所だった

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