anttiorbの映画、映像の世界

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オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分

2013年作品、スティーヴン・ナイト監督、トム・ハーディ主演。

その夜、建築現場監督としてキャリアを積み上げてきた建設会社のエリート社員、アイヴァン・ロック(トム・ハーディ)は、妻カトリーナ(声:ルース・ウィルソン)と二人の息子たちが待つ自宅へと愛車BMWを走らせていた。 翌朝は現場で重要な作業を控え、キャリアの中でも最高の瞬間になるはずだった。
だが、一本の電話が彼のもとにかかってくる。 7か月前に一夜限りの関係を持った同僚のベッサン(声:オリヴィア・コールマン)が早期分娩の危機にあるという電話だった。
彼は瞬時に考えるが、彼の取った行動は、ベッサンの出産に立ち会うため、ロンドンへ向かうという選択だった。 どうしてたった一夜の過ちのために、仕事も、家庭も犠牲にしてしまう恐れのある行動をするのか?
彼は子供の頃に父に見捨てられ、いまだに父を許していないのだった。 ロックは、自分は父と同じ過ちを犯すまい、と心に決めているからだった。
明日の早朝、バーミンガムで大規模建設工事が始まる。 そして218台のローリーが走り、355tの生コンが納入されるのだった。 しかしロンドンに向かうと家に帰れないだけでなく、その立会いもできなくなる。
彼はすぐにドナル(声:アンドリュー・スコット)に電話をし、自分が立会いができなくなることを言い、代わりに最終チェックをするように指示をするが、突然の責任者の離脱に動揺をするドナルだった。 すぐに上司からも説得の電話が入るが、彼の決心は変わらない。 正直に理由を話し、運転をしながら、考えうる限りのチェックポイントを指摘するロック。
一方では、家に今日は帰れない旨を告げる。 驚く息子・ショーン( ビル・ミルナー)たち、妻のカトリーナ(声:ルース・ウィルソン)にも帰ってから説明するという歯切れの悪い言い方になり、妻は不信を抱くのだった。
そして運転中の彼に次々と電話がかかってくるのだった…

この作品も地元で観ようと思い見逃してしまった作品、ジャンルは違いますが「[リミット]」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/7004930.html を思い出させる作品でした。 あれは囚われた中でのやり取りでしたが、これは邦題通り86分間の車の運転中というシチュエーションですね。
監督はスティーヴン・ナイト、「ハミング・バード」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11732467.html で監督デビュー、これが2作目ですが、多くの作品で脚本参加をしています。
映像が出てくるのはトム・ハーディだけ、あとはすべて電話での声の出演という、逆に演じる側の方が難しい設定かもしれません。 お話としては、この後明日に迫っている大量のコンクリートの納入に、いろいろ欠陥と、不備が出てきます。
今まで彼がやってきたプロジェクト、人脈も、やり方も彼抜きではできないことを、必死に車からの電話で対処していきますが、ベッサンからは胎児の状態が危険だという知らせも入ります。 そしてとうとう妻に・・
八方ふさがりの彼は、それでも何かに執念を燃やすようにロンドンに向かう車を走らせながら、やり取りを続けていくんですね。
見ようによっては退屈な作品かもしれませんが、ワンシチュエーション作品が好きな私にとっては、ちょっとこういうリアルさがある作品は好きでした。

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夜のハイウェイ

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家路に急いでいたロック

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しかしベッサンからの産気づいた知らせが

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彼の選択は出産の立会い

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仕事も家庭も犠牲にして

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それは父への反発

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