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不良探偵ジャック・アイリッシュ 3度目の絶体絶命

2014年作品、ジェフリー・ウォーカー監督、ガー・ピアース主演。

コンテナーヤードにたむろする男たち、そこに警察の立ち合いが入っていた。 しかしその中に大量のヘロイン、それも個体になっているものが発見された。 金額にしてとてつもない額になりそう。
さらにほかのコンテナーには高級車が入っていたが、それが降ろされるとある男がそれに乗って急発進、そのまま逃走をしてしまった。
元弁護士仲間のダミアンからロビー・コルバーン(ドミニク・アルバーン)という男の調査依頼を受けたジャック(ガイ・ピアース)。 しかしロビーはすでに死んでいて、依頼主は義父のローダー判事(バリー・ハンフリーズ)だったことが分かる。 義父と言っても、今はもう別れた恋人のリンダ・ヒリアー(マルタ・デュッセルドープ)で、そんな義理で彼は依頼を引き受けるのだった。
ローダー判事はジャックにロビーが所持していた “赤い本” を探し出して欲しいという依頼をする。 変な依頼に戸惑うジャック、しかし、その本には巨大な警察の闇が関わっていた。謎
に包まれた “赤い本” を巡り、命の危険に脅えながらもジャックは手がかりを掴む為 “デッドポイント” という灯台へ向かうが・・・

ジャック・アイリッシュシリーズの3作目、一応ここで、打ち止めになっているんですね。原題はやはり「DEAD POINT」これもかっこいいと思いますが。
いままで、危険な展開にはなりますが、ジャック自身が撃たれたりは極力なかったこの作品、今作はラストのシーンで、壮絶な爆破シーンがありますね。 予算はここでいっぱい使って打ち止めなのかな?
1作目、2作目に比べると、ちょっと停滞してしまった感のあるこの3作目、どうしてかな? という感じがするんですが、この作品にはちょっとひねりが足りないんですね。
物語は、赤い本を巡って、ジャックが捜査を開始する中で、いつものフットボールカフェ、そこの爺さんたち、さらに馬券屋はりー、そして悪友のキャムはしっかり登場します。 このキャムを演じているアーロン・ペ ダーセンが意外に良い味を出しています。
今作は実はこの裏に潜んでいる巨悪を暴くことが一番のハイライトとなり、そこに元恋人親子が実は絡んでいるというお話なんですが、ちょっとそこがもどかしいんですよね。
シリーズとしてなかなか面白いんですが、仕掛けも過去2作に比べてちょっと弱く感じだ最終作?でした。

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ジャックのもとにまた依頼が

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背後に何か大きなものが

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調査を進めるジャック

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そして真相に近づくのだが

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