anttiorbの映画、映像の世界

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エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に

2016年作品、リチャード・リンクレイター監督、ブレイク・ジェンナー主演。

1980年9月。 野球推薦で入学することになった新入生のジェイク(ブレイク・ジェナー)は期待と不安を抱き、大人への一歩を不器用に踏み出そうとしていた。
お気に入りのレコードを抱え、ジェイクが野球部の寮に着くと、4年生のマクレイノルズ(タイラー・ホークリン)とルームメイトのローパー(ライアン・グスマン)から好意的とはいえない歓迎を受ける。
高校時代、イケイケのスター選手だったジェイクに対する先輩たちの洗礼だった。 しかも寮生活をしている先輩たちは、野球エリートとは思えない風変わりな奴ばかり。 マリファナ愛好者で謎めいていて、「コスモス」の熱狂的ファンのウィロビー(ワイアット・ラッセル)、ノーラン・ライアンの再来を自認する妄想癖の塊・ナイルズ(ジャストン・ストリート)、どうしようもないギャンブル狂のネズビット(オースティン・アメリオ)、噛みタバコ好きで気さくな男だが寮生から嫌みの “ビューター・パーキンス” という田舎者っぽいあだ名を付けられたビリー(ウィル・ブリテン)、カリスマ性はあるがどこか陰りのある早口のフィネガン(グレン・パウエル)。
そんななか、面倒見の良いフィネガンがこの門限のない素晴らしき世界のツアーガイド役を買って出る。 大学を巡るツアーは、当然のように女子寮に行くことから始まる。 車で通りかかった2人組の女の子に早速フィネガンがアタック。
あえなくフィネガンの強引なナンパは拒否されるが、ジェイクは同じ新入生で演劇専攻のビバリー(ゾーイ・ドゥイッチ)に一目惚れ。 彼女もジェイクに好意的で、 先輩の手前、控えめにしていたのが功を奏したのだった。
一通りツアーを終えて寮に戻ったジェイクだが、長い入寮初日はまだ終わらない・・・

監督はリチャード・リンクレイター、「ビフォア」シリーズ http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/MYBLOG/yblog.html?fid=0&m=lc&sk=0&sv=%A5%D3%A5%D5%A5%A9%A5%A2 「6才のボクが、大人になるまで。」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13369953.html は監督らしい、じっくりと時間をかけて撮りきる作品が続いていましたが、その前の 「スクール・オブ・ロック」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13176054.html のようなちょっとした学校もの。
まあ幼い子供たちとのお話では今回は無く、野球部の気ままな大学生活でのお話です。
主演は新入生のジェイク役でブレイク・ジェンナー、主演は初のようで、まだ映画自体、長編作品自体の出演歴もほとんどないようです。
物語は彼が新入部員として野球部に入ってくるシーンから始まります。 そこそこ強い野球部のようで、ここに来る選手はハイスクールでは優秀だった人材ばかりのようです。
しかしその中でも特にプライドが高い “変人” にマイルズという投手がいるんですね。 153kmの球が投げれて、プロでも通用すると自称していますが、こいつがチームの鼻つまみ者。 ジャストン・ストリートが演じていますが、こいつが一番面白い。
しかし新しい新学期が始まるまでは、つかの間の休息みたいですね。 その間にすることは、ただひたすらナンパ。 いかにかわいい子を見つけるか、そしてこの寮にはちゃんと規則はあるんですが、あって無いようなもの。 事件さえ起こさなければ、見つからなければ結局無法状態
要するに野球さえしっかりやって強ければいい。 中には本当にドラフトにかかる選手がいるんでしょうかね? 私にはとてもそうは思えないんですが(^^)
体育会系ではない私には、なかなかノリにつて行けない世界ですが、反面こういう大学生活も面白いだろうなあという、未体験の憧れも感じる作品。
あまり有名ではない役者を集めた、ある意味監督の真骨頂の作品かもしれません。

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4人で探索

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寮の中は一応規則があるが

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外では飲むのも自由

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いろんなパーティーに顔を出す

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ジェイクは彼女をゲット

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そして新学期が始まる

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