anttiorbの映画、映像の世界

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深夜食堂(ドラマ版)シーズン1 その2

2009年作品、松岡錠司(6、10話)、及川拓郎(8話)、山下敦弘(7、9話)監督、小林薫主演。
第六話「カツ丼」
顔を腫らし、マスター(小林薫)の店にやってきたカッちゃん(音尾琢真)はボクサー。 勝った日に食べるのは「カツ丼」と決めているが、ボクシングだけではやっていけず、他の仕事をしながら練習にあけくれている。ある時カッちゃんは常連客の一人、アケミ(霧島れいか)と出会う。 近所のスナックで働くアケミは夫を亡くしていて、今は小学生の娘・マユ(桑島真里乃)と二人暮らし。マユにも慕われ、カッちゃんはアケミに恋心を募らしていた。
そんなカッちゃんに、勝てば次はタイトルマッチというビッグな試合が飛び込んできた。勝ち目なしという厳しい下馬評にも関わらず、カッちゃんは仕事を辞め、ボクシングに専念する。そして「勝ったらアケ ミさんにプロポーズ」をしようと考えていた。ようやく掴んだタイトルへの挑戦権...運命のゴングが鳴るのだった・・・

第七話「タマゴサンド」
ある早い朝、タレントを目指しているリサ(村川絵梨)は、マスターの店で、新聞配達を続けながら大学に通う苦学生・中島(田中圭)と出会い、タマゴサンドを分け合う。 中島は暗いうちから新聞配達の準備をし、後片付けをしてから大学の講義に参加、睡魔と闘いながら勉学に励むとすぐに夕刊の配達が待っている、という厳しい生活を送っている。
そんな中島が新聞を配る時間に合わせて、店に通うようになったリサだが、やがて彼女の仕事が軌道に乗り始め...若い二人の恋の行方は?・・・

第八話「ソース焼きそば
深夜食堂に元アイドルの芸能人・風見倫子(YOU)がやって来た。ソース焼きそばに目玉焼きをのせたものを食べて帰ったと聞き 、かつて倫子のファンクラブに入っていたという客たちは盛り上がる。それからひと月ほど経った頃、再び同じものを注文した倫子は、マスターに「子供の頃、よく食べてたから」と打ち明ける。
そんな彼女は今度、映画の主演をつとめることになっていた。その映画の主人公の境遇と自分自身の境遇にはどこか重なるところがあると言うのだったが・・・


第九話「アジの開き」
マスターのもとに、朝の六時を回った頃、二日続けて朝ごはんを食べに来た老婦人がいる。名前は八千代(りりィ)、好きなものはアジの開き。
店の常連客の一人、ストリッパーのマリリン(安藤玉恵)は、巡業先から帰ってきていたが、顔を合わすうちに八千代と意気投合、「マリリンちゃんの踊りが見 たい」という八千代の一言で深夜のクラブにまで一緒に行くことに。
マリリンの手を離れ、ひとりで踊り始める八千代。
八千代とは一体何者?同じく常連客の一人、忠さん(不破万作)は、どこかで見た顔、と思うのだった・・・


第十話「ラーメン」
いつもは兄貴分の竜(松重豊)といっしょに店に来ていたゲン(山中崇)。その夜、一人で現れたゲンはマスターにラーメンを注文する。帰り際、ゲンがマスターに見せた不安気な笑顔。
ゲンは敵対するヤクザの若頭を刺し、姿を消した。以前、暴力団同士の抗争で竜を守れなかったことを気に病んでいたのだ。警察からもヤクザからも追われることになったゲンだが、そんな中、小学生の男の子・健太(中村咲哉)が、この店に来れ ば父親に会えると思ってやってきたのだった・・・

後半の4作、この作品を見ていると、常連が何度も登場しますね。その回の主役だった人間が、他の回では脇に回ったり、脇だった人間にすぽとを当てたり。そういう展開が結構面白いですね。

今作では昨晩訃報が届いたりりィさんが出ている回があります。常連客のストリッパー・マリリンと縁が出来、彼女と意気投合。どうして彼女はここにやってきたのか?そこに彼女の過去のドラマがあるんですね。
りりィさんが、クラブで踊るシーンがあるんですが、ここが本当に粋なんですね。
彼女の演技って、なんか彼女自身の生き様がにじみ出てくる感じがするんですよ。この5作の中で一番好きなエピソードです。
そしてシーズン2に。


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カツ丼

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タマゴサンド


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アジの開き

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ラーメン

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