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スピーシーズ4 新種覚醒

2007年作品、ニック・ライオン監督、ヘレナ・マットソン、ベン・クロス、ドミニク・キーティング出演。

容姿端麗で頭脳明晰な女性ミランダ(ヘレナ・マットソン)。 彼女は叔父のトム(ベン・クロス)と小さな田舎町で静かに暮らしていた。 自動車事故で両親を失った彼女をトムが引き取りここまで育ててきた。 ミランダは成績も優秀で、やっと彼のもとから巣立つことにトムも満足そうだった。
ところがある日、誕生日を迎えたミランダは突如意識を失う状態に陥ってしまう。 地元の病院に担ぎ込まれた彼女、そしてすぐにトムも呼び出しを受けるのだが、彼女はいきなり、異形の姿に変貌し、周囲の人々をことごとく惨殺してしまう。 さらに全裸となり性行をどんどん求めていくのだった。
トムが着いた時には病院は惨状になっており、ミランダを見つけると、ヒト・ホルモン類を注射して彼女を元の状態に戻すと、トムはミランダに本当のことを説明するのだった。
彼女は研究のため、自らが人間とエイリアンのDNAを掛け合わせてミランダを誕生させたとミランダに打ち明けるが、彼女はとても信用はできなかった。 しかし本を手に取っただけで、車の運転ができる特殊な能力を持ち、今までの記憶もトムが植えつけた偽の記憶だったことも彼女に話すのだった。
そして、この事態に対処するため、元同僚フォーブス(ドミニク・キーティン)に助けを求めにメキシコに向かう二人。 しかしフォーブスを訪ねようと近づいた時、シスターがいきなりトムに襲いかかってくる。
その眼はまさにエイリアンの目をしており、口から触手を伸ばしてきて殺しに来たが、間一髪パトカーが通りかかり彼女は元の姿に戻って去っていく。 彼女はフォーブスが作った用心棒で、エイリアンのクローンだった。 彼の周りを警護しているエイリアンの亜種だったのだ。
しかし本能に目覚めたミランダはだんだん制御ができなくなっていくのだった・・・

一応日本ではナンバリングタイトルになっていますが、原題は 「SPECIES: THE AWAKENING 」、強引にこじつけられないこともなさそうですが、前作のエンディングから繋げるにはほとんど説明はありません。
逆にだからこその新たな設定が付け加えられている感じがしますが。
監督はニック・ライオン、「ゾンビ・アルカトラズ」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13110554.html とか結構撮っている監督ですね。 主演のミランダ役にはヘレナ・マットソン、テレビ作品の出演が多いですが、「アイアンマン2」 にちょこっと出ているようでクレジットされていました。
今作ではフォーブスが護衛用に作ったアズーラが、なかなかの怪物ぶりを見せます。 マーリーン・ファヴェーラが演じていますが、はじめに襲い掛かってくるシーンは、不死身な感じが良いですね。 そして意外にトムが強いんですね。 というか、エイリアン用の戦いを心得ている感じがします。
続編としてはどうかと思いますが、スピンオフ的な作品でしたね。

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頭脳明晰な女性ミラン

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しかしいきなり変身してしまう

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シスターが襲ってくる

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変貌するミラン

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本体に変身する二人

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