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超高速!参勤交代 リターンズ

2016年作品、本木克英監督、佐々木蔵之介深田恭子陣内孝則、西村雅彦出演。

老中・松平信祝陣内孝則)の差し金により幕府から突然の参勤交代を命じられた磐城国湯長谷藩藩主の内藤政醇佐々木蔵之介)ら一行は、金も時間も人手もない中知恵をこらし江戸へ参勤。 しかしその陰謀を粉砕し、1年の参勤が終わり、藩に戻るときを迎えていた。
信祝は蟄居となっていたが、そんな時八大将軍吉宗(市川猿之助)が日光社参を行うこととなった。 初代将軍の家康が祭られた日光東照宮に、参拝する一大行事を久しぶりに復活した吉宗は、恩赦により、信祝の蟄居が解かれたのだった。
そんなころ、湯長谷藩では大きな事件が起こっていた。 平和な農村にいきなり族が襲来、それは農民の格好をしていたが、やけに戦いなれたの集団で、田畑は荒らされ、米も略奪された。
その一報は帰路の途中の政醇の元にすぐに入り、一揆が起こったといわれていた。すぐに目付けが派遣されたと言うことで、目付けが藩に着く前に鎮圧しないと藩は取り潰しになってしまう。 政醇は行き以上のスピードで、藩に戻らなければならなくなった。
お咲 (深田恭子)との縁談の準備もそこそこに、再び知恵を絞って猛スピードで “交代” の帰路を急ぐのだった。
そのころ信祝は、いままで日陰暮らしだった尾張柳生家を配下につけ、あるたくらみを持っていた。 尾張徳川藩・宗春( 田口浩正)に近づき、あろうことか吉宗を殺し、宗春を将軍に据え実験を握ろうとしているのだった。 そして江戸で、邪魔な存在を暗殺し、足固めを進めていくのだった。
一方先を急ぎ、ようやく藩まで後一歩のところまで来たとき、行く手を阻む謎の集団が現われる。 それはいち早く待ち伏せをしていた尾張柳生だった。 果たして湯長谷藩を救うことが出来るのだろうか?・・・

前作 「超高速!参勤交代」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11787723.html は大ヒットしましたね。 確かに肩のこらない時代劇のちょっとアクションもあるドラマで、結構人情的な心をくすぐる作品、キャストも安心感がありました。
ほとんど殺されないという展開だったので、続編は作りやすいだろうなあと思いましたが、2年の歳月を経て、続編が公開されました。 これは見ないわけには行きませんね~
監督も前作と同じ本木克英、キャストもほぼ同じ、正直見る前からある程度のレベルが予想されますし、安心感がある作品だと思います。 ちゃんと笑わせてくれ、ハラハラさせてくれ、どう決着をつけるのか? 興味もあります。
しかし敵役がいないとね。 そこが心配でしたが、将軍の日光社参という史実をうまくつかいましたね。 実際家綱から65年ぶりの社参でしたから恩赦があってもおかしくありません。 そこでゾンビのように、あいつが復活して、さらにもっと大野望を抱くんですね。 陣内孝則は悪役がよく似合う(^^)
まあしっかりハッピーエンドが約束されている作品ですが、こういう時代劇の勧善懲悪は、やはりないと面白くない。 
これ以降続編は作りづらいでしょうが、同じようなキャストの肩がこらない安心できる時代劇、また見たいですね。

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日光社参を復活させた吉宗

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今度は超高速の帰路

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まだ大人数に見せるトリック

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そこに現われた尾張柳生

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段蔵も現われるが

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無事二人は帰りつけるのか?

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