anttiorbの映画、映像の世界

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REC/レック3 ジェネシス

2012年作品、パコ・プラサ監督、レティシア・ドレラ、ディエゴ・マルティン出演。

コルド(ディエゴ・マルティン)とクララ(レティシア・ドレラ)の結婚式当日。 カメラを回すのはアドリアン(アレックス・モネール)、でもアトゥンのカメラを見て、やはりプロのカメラは違うと思った。 でもしっかり撮ってくれと言われちょっと嬉しくなった。
式が始まる前にいろんな人間を撮っている。 ラファ(イスマエル・マルティネス)は多くの友人を呼び込み、盛り上げようと躍起になっている。
コルドの叔父のペペもはじめから有頂天だったが、手に包帯を巻いていた。病院で犬に噛まれたというのだ。 うっすら血が滲んでいた。
クララはちょっと緊張気味で、家を出た。 妹にカメラを回させ、彼女が式場につく。 一斉に盛り上がり本番を迎えた。
盛大な結婚式、みんな酔い、歌い、コルドも彼女のために歌う。
アドリアンは、式の外の映像も撮ろうと思い会場の外へ。 そこで気分を悪くしたのか、ペペが吐いていた。 シコにパトカーが近づいてきている。 すぐにアトゥンに戻され会場内を再び撮る。
しばらく経った時、照明に登っている人間がいた。 ぺぺだった。 そして彼は足を滑らせ落下してしまう。
一瞬に大惨事となり救急車を呼べと叫ぶ声が聞こえるが、次の瞬間解放しようと思った女性に彼は噛み付き肉を噛みちぎったのだった。
惨事が恐怖と変わり、そこから次々と噛まれた人間が豹変していく。 そしてコルドはクララを見失ってしまうが、横の部屋に飛び込み、鍵をかける 。そして逐一映していたアトゥンのカメラを壊してしまった・・・

「REC」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11930749.html といえばPOVスタイルですが、この作品はここまでが、そのスタイルで、カメラを壊してしまうところから、通常スタイルの普通の映画になるんですね。
ハリウッドリメイク版は、「2」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12921859.html から通常になりますが、オリジナルはこの作品の途中で、なってしまいます。
冒頭は、結婚式のビデオ映像、当事者たちに送るビデオ版撮影、そのオープニングになっているんで、?間違えたのかな、というシーンから始まります。
時間軸は「1」「2」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12453027.html と同じで、同時進行になっているとのことです。 もう前作以前を見ているファンには、コイツが発信源だなとすぐにネタバレしてしまいますが、この作品は、POV、ゾンビ作品ではなく恋愛映画なんですね。
健気さを貫く新郎新婦、そこに尽きますね。
そういえば「バタリアン リターンズ」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/559145.html という3作目も、ほとんど恋愛作品でしたから、3作目は路線的にこういう道を行くんでしょうか?
これは「REC」ではない!という作品かもしれませんし、私こ途中まではあれ?という展開でしたが、恋愛映画としての盛り上がりは良かったですね。
特にラストの華々しさは、ちょっとあの名作のオマージュですね。
ただ見に来る人には、期待とは全く違った作品になっているのでは? まあ嫌いではないですが。

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幸せな結婚式のはずだった

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しかし惨劇が始まり

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恐怖に変わる

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逃げ切れるか

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しかし・・・

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