anttiorbの映画、映像の世界

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デビルクエスト

2011年作品、ドミニク・セナ監督、ニコラス・ケイジ主演。

西暦1235年、フィラッハの町ではカトリック教会によって何の罪も無い多くの女性達が、「魔女」 の濡れ衣を着せられ次々と無残に処刑されていた。
今回は3人の女性が川に首を縛られたまま投げ込まれ、窒息した後、川に漬けられるという残忍な方法だった。 処刑を執行する神父は 「魔女」 の死体が蘇らないよう古代の聖典 「ソロモンの書」 による祈祷を行っていたが、詠唱の途中で川に捨てられた死体の一体が突然蘇り、不思議な力で 「ソロモンの書」 を焼き払い神父を殺害した。
そして100年後、伝染病が世にはびこる14世紀。 十字軍の騎士ベイメン(ニコラス・ケイジ)とフェルソン(ロン・パールマン)は、キリストの名のもとに激しい戦闘を繰り返していた。 ベイメンはスミルナの攻略戦において 「異教徒は神に背く犯罪者であるから皆殺しにしろ」 とのグランドマスターの号令のもと市街地に突入した二人だったが、暗がりでの乱戦の最中にベイメンは誤って丸腰の女性を殺してしまう。
ベイメンとフェルソンは、異教徒というだけで女や子供を含む無抵抗の市民まで殺戮する行為を 「神の栄光である」 と喧伝するグランドマスターと対立して騎士団を脱走、信仰を捨てる。
放浪の末に十数年ぶりにスティリアに戻ったベイメンとフェルソンは、この地でペストの流行により多くの死者が出ている事を知る。 ふたりは食料を求めて立ち寄ったとある町で捕らえられ、病に伏せる枢機卿クリストファー・リー)より特命を受ける。 それは 「捕らえている女(クレア・フォイ)を人里離れた修道院へ運び、魔女裁判にかけよ」 との命だった。 魔女は世を荒廃させる疫病の根源だと考えられていたのだ。
枢機卿の頼みであっても、ベイメンはなかなか納得できなかったが、死の淵にいる枢機卿に心動かされ、了解をする。 そして同行者として、神父のデベルザック(スティーヴン・キャンベル・ムーア)、腕利きの騎士エッカート(ウルリク・トムセン)、そして詐欺師のハガマー(スティーブン・グレアム)を案内人とし、修道院のあるセヴラックを目指して彼らの旅が始まる。
そしてすぐに、若き侍者カイ(ロバート・シーハン)が加わることになる。 彼は騎士になりたく今まで修練をしてきた。 フェルソンとの腕試しを見たベイメンは彼を認め、そして一行は険しい道中を行くのだった。 しかし、行く手を阻むかのように不可思議なことが起こり始める・・・

日本公開は結構小規模だったこの作品、やはり劇場には行けなかった記憶があります。
監督はドミニク・セナ、「60セカンズ」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11461793.html でコンビを組んだニコラス・ケイジとの久しぶりのタッグでした。 そして頼りになる相棒には、ロン・パールマン。 最近の出演作品では 「パシフィック・リム」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/10035578.html ただ代表作としては 「ヘルボーイ」でしょうねえ。
物語は魔女狩りの盛んな中世のお話。 魔女狩りに対しては、ある意味差別的な虐殺ですね。 12世紀から始まった異端審問が発端と言われていますが、犠牲になった人数は数万~数百万と大きな差異があります。
ただ、これも宗教的なホロコーストと、民衆の猜疑心、そして今作でも描かれている疫病との関係があるようですね。
ヨーロッパ全土を席巻したペスト、人類滅亡とまで言われた伝染病でしたが、感染源を特定できたあとは、大きな広がりを抑えることができました。 しかし今作はそこに味付けがなされていますし、派生して人間体悪魔の対決に繋げているんですね。
ちょっと荒唐無稽すぎるような感じが、あまり良い評価になっていないのかもしれませんが、この連れ去られる女=アナ役のクレア・フォイがなかなかいい感じの魔女を演じていました。
もっと中性コテコテで見辛いかと思いましたが、そこそこうまく作ってあると思いますが。

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十字軍の騎士ベイメン

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相棒のフェルマ

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数年ぶりにスティリアに戻った二人

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彼女を裁判に掛けるために移送の役目を引き受ける

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しかし困難を伴う、旅になる

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