2010年作品、三木孝浩監督、宮崎あおい主演。
都内の会社に勤めるOL2年目の芽衣子(宮崎あおい)は、フリーターでバンドマンの恋人、種田(高良健吾)と付き合って6年になる。 田舎から上京、大学時代に軽音サークルで知り合った二人は、多摩川沿いにある小さなアパートで一緒に暮らしていた。
毎朝バイトを終えて帰ってくる種田と入れ違うように、満員電車に揺られて出勤する芽衣子。 やりがいのない仕事と面倒な人間関係をやり過ごす日々に辟易していた彼女。 そんな時、種田が優しく 「それならやめちゃえば? 自分が面倒を見る」 と彼女に囁くのだった。
どちらかというと、自分が食べさせていたと言う芽衣子だったが、初めて男らいい違いのある言葉を聞き、彼女は辞表を提出する。
久しぶりに、種田がギターとボーカルを担当するバンド “ロッチ” の練習を見に行った芽衣子は、メンバーであるかつてのサークルの仲間たちと会う。
この5人が集まると、芽衣子は大学時代へいつでも戻れると感じていたが、音楽への思いを押さえこんでバイトに励む種田を見て、釈然としない思いも抱えていた。 自分と種田の未来はどこへ向かっているのか…
宮崎あおいと高良健吾、ちょっとあおいちゃんの方がお姉さんぽい感じの作品、設定もそうなっていますね。 おそらく同級生なんですが、映画では多少上みたいなやり取りに終始していますし、それが自然かもしれませんね。
監督は三木孝浩、「陽だまりの彼女」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12614970.html 「くちびるに歌を」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12780589.html を見ていますが、今年さらに新作が2本公開予定ですね。 若い役者の作品を撮ることが多い、この作品も6年前、まだキャストも若い盛りかも。
物語はこの後、仕事を辞めた芽衣子と、うっかり軽い感じで囁いた種田との葛藤が始まります。 そしてもう一回バンドをしっかりやろうという流れになるんですね。
バンドメンバーの3人に、その彼女の二人。 5人は何となくいい感じなんですが、しかし一度学生バンドに区切りをつける中で、もう一度勝負をかけるのは、何かの踏ん切りが無いと難しいでしょうね。
このさらにあと悲劇が起きるんですが、ラストの宮崎あおいの歌唱、なかなか良かった。
CMで歌う姿は見ていますが、そこそこ彼女の歌は雰囲気がありますね。
同棲をしている二人
種田はバンドをしている
学生時代からつるんでいた5人
アイは親友
しかし二人は人生の分岐点に