anttiorbの映画、映像の世界

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ウォークラフト


人類とオーク族は昔から戦争状態であった。 デュロタン(トビー・ケべル)は、フロストウォルフオーク一族の首領で、この戦闘状態を脱したがっている。 小さい部族の族長の彼と妻ドラカ(アンナ・ギャルビン)には最初の子が生まれ出る直前だった。
しかし、彼らオーク族は絶滅の危機に瀕していて、彼らの土地ドラエノールは、今にも破滅しようとしているのだった。
この危機を脱するため、オークの魔術師グルダン(ダニエル・ウー)は、アゼロスの土地にその大群を導こうと企んでいた。
グルダンは、死から造られる暗黒の魔術レーザーを用いて、数十人のドラエノールの囚人たちを、門へと連れて来た。 半人間半オークのガローナ(ポーラ・パットン)は鎖で繋がれ、解放を請う囚人たちの前を通り過ぎるが、彼女にはどうしようもなかった。
オーク族がやって来ると、ドラカは陣痛が始まった。 他のオークたちは、デュロタンに子ができたことに気付き、ドラカがその状態のまま来るのを許すよう、デュロタンを叱りつけた。 門を通るときにドラカは苦しみ、それを見ていたグルダンは子供を取り上げるが、赤子は瀕死状態だった。 しか しそこにいた鹿の鋭気を吸い取り、赤子は生きながらえ、オークの士気は上がるのだった。
長い間、平和な時代が続いていた王国アゼロスは、恐るべき種族の侵略者に直面し、戦争の瀬戸際にあった。 滅びゆく故郷を捨て、新たなる定住地を求めるオークの戦士たちがアゼロスへと侵攻していたのだ。
アイアンフォージュで、司令官アンドゥイン・ローサー(トラヴィス・フィメル)は、マグニ・ブロンズビアード王(マイケル・アダムスウェイト)と面会し、王はローサーにショットガンを与えた。
ローサーはストームウィンドへ行き、カドガー(ベン・シュネッツァー)という賢者と会うが、彼は修行から逃げ出した脱落者だった。 ローサーとカドガーは、レイン・ウリン王(ドミニク・クー パー)と会い、カラザンの守護者メディヴ(ベン・フォスター)と会うよう派遣される。 メディヴはアゼロスに危機が迫っていることをすでに感じていたのだった。
オークと人類の戦いが迫っている・・・

まったく知らない作品で、予告編の映像を見て面白そうだったので、公開日に鑑賞に行きました。 初日ということと、ファーストディということで混んでいましたね。
オーク族というのは、私の感覚では鬼族ですね。 大きな体に牙と角、そして差しの勝負では人間はまったく及ばない。 初めての遭遇シーンでは、真っ向から戦うのを避ける人間の知恵でようやく互角の戦いになります。
監督はダンカン・ジョーンズ、彼のデビュー作 「月に囚われた男」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/7084587.html は面白かったですね。 2作目はまだ見ていないので、それもいずれは(^^)
そしていよいよ壮大なシリーズに抜擢でしたね。 もちろん世界観はもっと広がりがあるようなので、うまく行けば次作も監督かもしれません。
物語は絶滅の危機に瀕したオーク族と人間の悲しい戦いですね。 この1作目では、悲しい戦いの始まりとともに、人間側の守護神の苦悩が描かれていました。 命を落とす指導者、族長も多く、今後につながる展開の中に悲劇が語られています。
しかし映像の綺麗さと迫力はすごいですね。 見どころは、ポーラ・パットン演じるガローナだと思います。 彼女が次作でも大きな役割を果たすでしょう。 ちょっと嵌りそうなシリーズですね。

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デュロタン、小さい部族だが族長

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王国アゼロス

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人間との戦いに踏み切るオーク族

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ローサーと賢者カドガ

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しかしデュロタンは人間との共闘を図る

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