anttiorbの映画、映像の世界

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TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ


男子高校生の関大助(神木隆之介)は、思いを寄せているクラスメイトのひろ美(森川葵)に告白しようとしていた。 修学旅行のバスの席を、ある動画を見せて、友達の松浦と替わってもらった。 言い訳は酔いやすいから前の席に行きたいだったが、ひろ美の隣に座ることができて、少し話すことができたが、バスはガードレールを突き破りまっさかさま。
大助が気が付くと、そこは人々が責め苦を受けている地獄だった。 キスしたこともないままに死んでしまったことが受け入れられない大助に話しかけてきた、いやロックを聞かせてきたのは、赤鬼のキラーK(長瀬智也)だった。
ドラムをしているのはCOZY (桐谷健太)、彼は現世では、結構悪をやっていて、ここ地獄に来た。 ベースは邪子(清野菜名)、彼女も結構現世では結構悪をしていた。では大助はどうだったのか?
事故の報道によると、29人が死亡、一人が生存していた。 vその一人とは誰なのか? 大助はそれがひろ美だと思っていたが、Kたちはそうじゃないんじゃないかとぼかしながら言う。
ではどうして自分ひとりが地獄なのか? ほかの死んだ生徒はいったいどこに行ったのか? Kによると、ほかの生徒たちは、もうひとつのあの世、いわゆる天国に行ったのでは? と言われる。 自分が犯した罪は? それを一つ一つ聞いていると、Kは大助が現世で通っていたバンド練習のスタジオで働いていた近藤だった事に気がつく。 どうして近藤が地獄 にいるのか?
そして3人にこの地獄についていろいろ教えてもらう大助だったが、彼の望みは転生して、ひろ美に会いに行くことだった。 そしてKによるとえんま様の采配によっては現世に転生できるらしいことを聞く。 果たして彼は転生することができるのだろうか?・・・

本当は、2月6日に公開予定だったこの作品、公開前に起こったバス事故のため、公開延期になってしまいました。 しかしお蔵入りすることがなく、ようやく6月25日に公開の運びに。 確かにあのタイミングはやばいでしょうね。
監督、脚本は宮藤官九郎、「中学生円山」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12383176.html 以来となりますが、脚本は「土竜の唄 潜入捜査官REIJI」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11166068.html がありました。
主演は、長瀬智也神木隆之介のダブル主演ですが、実質は神木君ですね。 お話は、神木君演じる関大助の転生物語ですが、簡単には人間に生まれ変わることは叶わないんですね。
ちょっとだけ言うと、はじめはインコに生まれ変わります。 ここで問題なのは、現世とあの世の時間の流れが違うと言うことですね。 地獄での1週間は、現世での10年。 あっという間に、現世では歳を取ってしまいます。
焦る大助、しかし刻々と時間は経過して言ってしまいます。 そしてひろ美は、生きているのかどうか? 大助だけでなく、近藤がどうして死んだのか? それを畜生に転生しながら、いろいろ把握していく中で、死んでいながら、徐々に大助の心境が変わってくるところが面白い。
はちゃちゃな作品ですが、豪華なキャスト、ちょい役でも面白い人も多数登場、ロックも結構いい感じの娯楽作です。

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バスで、いい席をゲット

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そしてこの3人のライブを聞く

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憧れのひろ美は?

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そして地獄に彼だけ

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閻魔大王の決定は?

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