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大巨獣ガッパ

1967年作品、野口晴康監督、川地民夫山本陽子出演。

週刊誌 『プレイメイト』 記者の黒崎浩(川地民夫)は、カメラマンの小柳糸子(山本陽子)、そして東都大学生物学助教授・殿岡(小高雄二)らと共に、プレイメイト社長・船津(雪丘恵介)の命を受けて南太平洋の探検を行っていた。 
この探検には、会社が創刊5周年記念で計画中の南国をイメージした一大テーマパークを実現させるため、生物採集や現地人のスカウトの意味もあった。
始めはのんびりと日光浴をするほどの快適な旅だったが、途中夜、なにか水面に光る二つのの光を見た乗組員がいたが、周りの人間は気にも留めなかった。
長い航海の末、噴火中のキャサリン諸島オベリスク島に、謎の石像を発見した一行は島へ上陸。 一行は島民達に遭遇するが、戦前日本の統治下にあったか、あるいは戦時中日本軍の占領下にあったらしく、彼らの一部は日本語を理解でき、 「日本人が帰ってきた」 と手厚い歓迎を受ける。
そんな中、先の石像が気になった黒崎は少年・サキにその件を尋ねる。 サキは黒崎と糸子を連れ、その場所へと案内する。
やがて3人は巨大な石像の元にたどり着く。 と、突如として発生した地震によって石像は倒れ、その跡には洞窟の入り口が出現した。
そして一行はその洞窟に入って行くと、その奥には巨大な卵があって、島民の話ではガッパの卵だという。
ガッパとは身長七〇 メートル 以上、ワニのような鱗のある太い胴体と四本の足、そして前足から尾にかけて大きな羽根のある爬虫類である。
そして卵が割れな中から幼体が誕生したのであった…

日活作品で、唯一の怪獣映画、この1967年は、東宝は「ゴジラの息子」、大映は「ガメラ対ギャオス」、松竹は「宇宙大怪獣ギララ」 と東映だけは前年に 「怪竜大決戦」 を撮ってこの年は参戦しなかった、というかそこでいわゆる怪獣路線はやめてしまうんですね。
この作品は、84分の大変コンパクトな作品となっていて、注意深く見ていないとさらっとどんどん流れていくんですね。 でも内容は改めて観ると、なかなか面白い展開ですね。
旧日本の植民地の島、自然破壊とリゾート開発、親子愛、まあしっかりと人間の愚かさ、欲に目がくらんだ姿を映しています。
特撮技術も手探りという感じがして、まあこれ一作で日活は怪獣から遠ざかってしまったのが、惜しいというか、仕方がないというか。
まあこの後の大きな路線変更は、それなりにこちらは満足ですが(^^)
またこの作品で、山本陽子がヒロイン役で出ているんですね。 これは改めて驚きですね。 今売れている女優の木村文乃に似ている感じで、船で日光浴をしているシーンから入る些細なサービスショットも、控えめながらいいですね。
当時の5大映画会社、怪獣ブームに乗ってやりましたね。

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黒崎と殿岡、ある物を持ち帰る

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卵からかえった子供のガッパ

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激怒する親ガッパ

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そして日本を襲う

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やっと子どもと会うことができた親ガッパ

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