anttiorbの映画、映像の世界

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モスキートマン

2012年作品、マイケル・マナッセリ監督・主演。

ジム(マイケル・マナッセリ)は妻のジャッキー・クローリー キンバリー・ケイツに、日々バカにされている。 給料が安い、良い生活ができない、しかし彼は自分は昇進候補で、昇進すればいい生活ができるといつも妻に言うのであった。
彼が勤めているのは、原子力関連施設。 同僚のエヴリン(ジョーダン・トロヴィリオン)は彼の理解者で、ダン(テッド・マイヤーズ)より彼の方が優れていると励ましてくれる。
その矢先に彼は所長(ロイド・カウフマン)に呼ばれ、突然解雇を言い渡される。 ダンの考えを社長が取ったからだった。 早くも駐車場の車が処分され、バス代も払えない彼はとぼとぼ歩いて家に向かうが、なんとその途中、妻の浮気現場を目撃してしまう。
自暴自棄になったジムは自殺を図ろうと街をさまよい、1人の科学者・デビッド・マイヤーズ (リッキー・ウェイン)と出会う。 彼はジムを酔い潰し、同僚のバリー(ダナ・ガマラ)とやっていた開発品の、強烈な蚊の対策の血清を彼の注射して、蚊の大群にさらすのだった。 しかし効き目はなく彼は死んでしまう。
元いた場所に捨てられた彼は一斉に蚊の大群にまたも襲われ、彼は蘇生し、突然変異を遂げ、“蚊人間”となってしまうジム。
彼は、身につけた驚異的な力で、暴漢に襲われていたエヴリンを助けたのだった。 そして彼はその能力で自分を陥れた人たちへの復讐を開始するのだった…

マイケル・マナッセリが監督し、主演もしているこの作品、原作はあるんでしょうかね? 脚本も手掛けていますが、81分という短い作品ですが、結構内容の詰まった作品でした。
記事には出てきていませんが、刑事役のシャナハン(モンティ・ベイン)とボーエン(ダニー・ムーニー)がいい味を出しています。 年配刑事のシャナハンは初めは堅物で、まっしぐらで容赦ない感じなんですが、だんだん事件の概要がわかってくると、結構人情派に転じていくんですね。
日本人にも結構受ける要素があるんではないでしょうか?
そして結構いい雰囲気のヒロイン・エブリン役のジョーダン・トロヴィリオン。 今作で初めて見ましたが、彼女が結構良かった!
蚊というのは、お腹がいっぱいになると、生殖活動に入るという事で、しっかりと性欲を発散しに来るのが、結構笑えましたし、ちゃんとオチに繋がっていきました。
Jr版の続編ができても良いかもしれませんね。

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酔い潰され、実験体にされてしまうジム

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襲われたエヴリンを助ける変わり果てたジム

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そして彼は自分を貶めた人間に復習を開始する

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事件を追う二人の刑事

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しかしエヴリンを救うために…

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