anttiorbの映画、映像の世界

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アパリション -悪霊-

2012年作品、トッド・リンカーン監督、アシュリー・グリーン主演。

学生時代、オカルトサークルでチャールズ実験(チャールズ・エクスペリメント)という降霊の類の実験を行ない、悲惨な光景を目にしたベン(セバスチャン・スタン)。 その時には、実際にいっしょに実験をしていた女の子・リディア(ジュリアンナ・ギル)が宙に舞いあがり、そこで実験は中止になった。
それ以来彼はオカルトから足を洗い、仲間のパトリック(トム・フェルトン)とも疎遠になっていった。 
数年後、彼は恋人のケリー(アシュリー・グリーン)と平穏な暮らしを求め、新居に引っ越した。 郊外の閑静な住宅、セキュリティもしっかりしてある住居だった。
しかし早くもその日、リビングで寝ていると、サッシが開いていた。 ちゃんと鍵を閉めたはず、早速警備会社に連絡をしたが、異常は見られなかった。 近所の子供のいたずらだろうと、警察も言っていた。
ベンは監視カメラを付けるが、隣の飼い犬がやってきた。 しかし家に入ると、なぜかある一点を見つめ、急に横たわってしまう。 そして異常な行動に二人はその犬を、すぐに病院に連れて行くが、そのま ま犬は死 んでしまう。 飼い主が引き取って行ったが、どうしようもなかった。
しかしその犬が死んだところの床がはがれはじめたのだった。 床下を調べるベンは、そこが変にドロドロして腐っているような状態で、いまにも崩れそうになっている。
気になったベンは、昔のサークルのやり取りや、当時の動画をチェックし始める。 だがその矢先、2人はいつも家の中に誰かがいるような不気味な気配を感じ、やがて怪奇現象に悩まされるようになる。 初めはポルターガイストだと思っていた二人であったが、段々とその怪奇現象の正体がわかっていくのだった…

まずはじめに出てる“チャールズ実験”というのが謎なんですね。 調べてみると、チャールズというキーワードで一番有名なのは、あの有名な「フィラデルフィア事件」ですね。 これを書いた本の著者がチャールズ・バーリッツという事ですが。
ただ降霊術という事になると、ラヴクラフトの 「チャールズ・デクスター・ウォードの事件」 がヒットしますが、まあこれはオリジナルの設定なのかもしれませんね。
冒頭の3人での降霊実験、多くの機械を持ち込み大掛かりな実験に望みますが、これはヒットしてしまい、取り返しのつかないことになってしまうんですね。
その残った二人が、報い? を受けていくというお話になっていきますが、可哀そうなのは、知らずに付き合った主人公のアシュリー・グリーン演じるケリーですね。
まず空中に舞いあがったリディアがどうなったのか? 冒頭のシーンでは明かされませんが、その顛末がわかると、こうなっていくんだなという事がわかる作りになっています。
ホラーとしては、だんだん追い詰められていき、現象がだんだん出てくるところは、ちゃんとしていますが、盛り上がりのところがちょっと薄いかな?
最後まで“チャールズ実験”が気になった作品でした。

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若き日の3人、チャールズ実験を行うが

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数年後、ベントケリーは新居に、そこで

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パトリックを呼び、この家の検証を始めるが

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しかしこれにかかわった者は

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彼らに

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