anttiorbの映画、映像の世界

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マーダー・ライド・ショー

2003年作品、ロブ・ゾンビ監督、シド・ヘイグ、ビル・モーズリー出演。

ガソリンスタンド兼ミュージアム「キャプテン・スポールディングのバケモノ博物館」、ここにあるのはガソリンと、チキン。 ここのの主人キャプテン・スポールディング(シド・ヘイグ)は、宣伝に余念がない。 ラグスヴィル1号線、13番出口の近くにある。
1977年10月30日、ハロウィンの前日、ちょうどパトカーが去った後、1台の車が近づいてきて、マスクをした二人組が入ってきた。 強盗だ。
でもスポールディングは全く怯まない、常連のスタッキー(マイケル・J・ポラード)もトイレで拘束されるが、いきなり入ってきたラヴェリ(アーウィン・キーズ)に、気を取られている隙に 、あっさり二人を撃ち殺してしまう。 強盗は近くの若い奴らだったが、あわれ、あっという間に屍になってしまう。
貧乏ライターのジェリー(クリス・ハードウィック)とビル(レイン・ウィルソン)、それぞれの彼女デニース(エリン・ダニエルズ)とメリー(ジェニファー・ジョスティン)の4人は、アメリカの片田舎を車でさまよっていた。街道沿いのうらぶれた見世物小屋、秘宝館の類を取材して、一冊の本に仕上げようというのだ。
ガス欠で立ち往生しかけた彼らの前に現れたのは、ガソリンスタンド兼ミュージアム「キャプテン・スポールディングのバケモノ博物館」だ。
奇怪なピエロの扮装をした主人キャプテン・スポールディング(シド・ヘイグ)が経営するその店は、まさにジェリーたちが 求めていた秘宝館そのもの。 おまけに、奥には歴史上の殺人鬼たちをフィーチャーした「マーダー・ライド」があるというではないか。
一も二もなくライドに飛び乗る若者たち。 エド・ゲイン、アルバート・フィッシュといった有名殺人鬼が機械仕掛けのロウ人形で飛び出してくる「マーダー・ライド」は傑作だった。
だが、ジェリーには疑問が残った。 ライドの最後に出てきた“ドクター・サタン”なる殺人者は一体何ものなのか? スポールディングの説明によれば、クエール博士、通称“ドクター・サタン”は、地元の精神病院に勤める腕のいい外科医だったという。 だが、彼は病院で人知れず精神病患者を改造し、超人類を創造しようとしていた。忌まわしい数々の実験が明るみに出て、“ドクター ・サタン”は絞首刑に処せられた。
ただ、処刑の翌日、彼がぶら下がっていた木からはしたいが忽然と消えていたという…。 
この“ドクター・サタン”の伝説に興味をひかれたジェリーたち一行は、キャプテン・スポールディングの警告も聞かず、絞首刑の木を目指して車を走らせる。 と、折りしも降り始めた雨の中、1人のヒッチハイカーに出会う。
結構きれいな女、そしてこの女の家に着いて行く4人だったが…

エロ、グロ、なかなか狂気の世界、監督の映画監督デビュー作ですね。ミュージシャン出身なんで、場面の切り替わりにこだわりを持った演出、猟奇的なシーンがそれで少し緩和されている?、そんな気もしなくはないですが。
ただ、まあ冒頭からピエロメイクのシド・フェイグ演じるキャプテン・スポールディングが見せてくれますね。 まあこの店に入った強盗の方がアホでしたが(^^)
ただこの1作目では、このキャプテンと、後に出てくる狂気の家族・ファイアフライ家との関係が隠されていましたね。 唯一のつながりはラストシーンのみ、これが次作に繋がっていくんですね。
89分の作品で、時間的には短いんですが、なかなかアブノーマルな狂った世界を堪能できる作品でした。

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二人組の強盗、何のその

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4人が入った店の奥に


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そこの入ったところには

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しかし彼らはある一家に出ってしまう

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