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S -最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE

2015年作品、平野俊一監督、向井理主演。

警視庁特殊部隊“SAT”、警視庁特殊犯捜査係“SIT”に次ぐ“第3のS”として新設された警視庁特殊急襲捜査班“NPS”(=National Police Safetyresucue)。 “SAT”の機動力と“SIT”の捜査権を併せ持ち、犯人の生死を問わない“制圧”ではなく、生かしたまま捕える“確保”を目的とした彼らは、発足以降、数々の事件で実績を積み上げ、日本の治安を守る新たな砦として注目を集めていた。
しかしある男が日本に帰って来ていた。 そして、彼を裏で操る、霧山六郎(近藤正臣)と、それをサポートし、政府の状況を逐一伝える警察庁長官官房審議官の天城光(菅原大吉)。
総理大臣の南郷雅文辰巳琢郎)は、自分の政権時にエネルギー政策にあるくさびを打とうとしていた。 使用済み核燃料のサイクルを行うため、プルトウムをフランスの再処理施設に輸送するあかつき号が、日本を出発した。
そこには、もう一つの“S”、海上保安庁の特殊警備隊=SSTが乗船して厳重な警備を行っていた。
しかし、早くもあかつきで異変が起きる、核燃料を管理する白衣の男たちが急にSSTに襲いかかり、船を制圧した。
そしてほぼ同時期、バスジャック事件が発生する。 神御蔵一號(向井理)を始めとしたNPSは、出動要請を受けて現場に急行。 だが、一向に犯人からの要求はなく、メンバーは現場の状況に違和感を覚える。
そして政府にある男から電話が入った。 “裸で私はこの世に来た。 裸で私はこの世から出て行かなければならない” スピーカーから響き渡るのは、因縁あるあの男の声だった。 そしてその男は、あかつき号とバスジャックは連動していることをほのめかし、こちらの指示に従うように要請をする。
その男とは正木圭吾(オダギリ ジョー)だった…

「S -最後の警官-」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13415224.html のTBSのドラマ版は見ていましたので、この映画は結構楽しみにしていました。 まあ初めから、この映画まで作る予定で進められていた作品なんで、メンバーは全く同じ構成になっていますし、さらに今回は海上での闘いということで、海のSも登場します。
そして向井君演じる一號の周りのメンバーも健在、ドラマで登場した各話のゲストも、関わり合いがある人物はもれなく登場という、大キャストでの作品になっていました。
もちろん、ドラマでは生き残ったオダギリジョー演じる正木圭吾が今回も最大の敵でしたね。
ドラマを見ている方にはちゃんと繋がりが理解できます。 ですので、まだの方は今再放送もしていますから、それを見てから行ってもいいのでは?
まあ、ちょっと 荒唐無稽かな? と思えるところもありますが、でも原子力、核に対する問題にも触れ、警察の力がどこまで及ぶのかという問題定義にも触れていて、私は好きな作品なんですがね。
まあこの作品は、あまり悲惨な展開にならない作品なんで、扱う事件は大きいですが、勧善懲悪になっていて、ちゃんと着地してくれるお話になっています。
続編はないかな?

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最悪のシージャックが発生

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この男が日本に帰って来ていた

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そして一號も向かう

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スナイパーのふたり

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あかつき号奪還はなるのか?

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