anttiorbの映画、映像の世界

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タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密


タンタン(ジェイミー・ベル)は、世界中を飛び回り、スリルと興奮に満ちた冒険を最高に面白い記事にする少年レポーター。 ニッカボッカとクルっとはねた前髪がトレードマーク、相棒は勇敢な白いフォックステリアのスノーウィだ。
ある日、タンタンはガラスケースに陳列されていた帆船の模型に魅了され購入する。 だがその直後から、ある男からは「その船に関わってはいけない」と言われ、もう一人の男サッカリンダニエル・クレイグ)からは買い取らせて欲しいとせがまれる。
タンタンは何か秘密があると睨み図書館で調べたところ、それはかつて海賊に襲撃され 、積んでいた財宝と共に、17世紀に海上で忽然と消えたといわれる伝説の“ユニコーン号”だった。
タンタンが自宅に戻ると模型は消えており、怪しかったサッカリンを探るため彼が居るムーランサール城へと忍び込んだ。 案の定そこにはユニコーン号の模型があったが、盗まれる前にスノーウィが壊したはずの痕跡が無いために別の模型であることが分かる。 タンタンが再度自宅に戻ると部屋が荒らされており、そして先ほど模型を置いた棚の裏側から金属ケースに入った謎の羊皮紙を見つける。
羊皮紙が目当ての物だと気付くが、紙を収めた財布はスリに盗まれ直後にタンタンは、サッカリン一味に誘拐されて貨物船カラブジャン号に乗せられてしまう。 彼はいったいどうなってしまうのか?…

子供の頃あまり読んだ記憶はないのですが、なにか1冊手に取っていたらシリーズを読んでいたことでしょう。 「Tintin」と表記されるんですね。
必然的に何度も映像化されていますが、観たのは初めてで、公開時もちょっとスルーしていました。 ちゃんとチェックしていたら、スピルバーグなんで見ていたでしょう。
共同制作で、ピーター・ジャクソンが参加しています。 もしかしたら彼の参加が効いているんでしょうね。 ここ10年のスピルバーグ作品は、重々しい感じの作品、作風になっていますし、対象が子供という作品には、もう正直彼のは見ていない気がしていましたから。
この夏の 「ジュラシック・ワールドhttp://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13344679.html も製作総指揮としての参加で、監督はしていませんし、これ ももう彼が本来監督する作品ではない気がしました。
でも、この原作を映像化したいという強い気持ちを感じましたね。 モーションキャプチャーをふんだんに取り入れたCGアニメーションとなっており、製作費がかかったんでしょうなあ、とまず感じました。
冒険譚ですから、主人公のタンタンをいかに躍動感あふれるように描くかでしょうね。 それについては言う事ないです。 これは劇場で3Dで見たら最高だったと思いますし、おそらく目が疲れたでしょう(^^) それだけ激しい動きで、タンタンの溌剌さが思う存分出ていました。
生まれ変わり?、記憶の継承?ちょっとそこがお話としてわかりづらいところでしたが、まあそんなことはどうでも良いほどの速い展開、凄まじい107 分でした。
もうこれでこの手のアニメーションを彼が撮ることはないでしょうね、そう感じてしまった作品でした。

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タンタンの相棒のスノーウィ

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彼が出あってしまった帆船

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しかしこの爺さんが

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双子の刑事

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そして船長との旅となる

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