anttiorbの映画、映像の世界

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アポロ18

2011年作品、ゴンサーロ・ロペス=ガイェゴ監督、ライアン・ロビンズ、ロイド・オーウェン、ウォーレン・クリスティー出演。

アメリカの威信をかけた世紀のプロジェクト“アポロ計画”。 それは人類を月面に送り込むという壮大な挑戦であり、1961年から1972年にかけて計6回の有人月面着陸に成功。 その快挙はアメリカだけではなく、人類の偉業として語りつがれている。
しかしNASAは17号をもって計画を打ち切った。 その理由は公式には予算削減のためとされ、人類の宇宙開拓はスペースシャトル計画や宇宙ステーション構想にとってかわられた。 ところがあまりにも突然なアポロ計画の中止に、人類はなぜ月への挑戦をあきらめたのか、その“本当の理由”をめぐって様々な憶測がとびかった。 そしてついにその謎に迫る重要な映像が発見された。 それは極秘に撮影された記録フィルムであり、公的には存在しないは ずのアポロ18号が月面へと着陸したことを示すものだった。
これから月に向かう、ベン・アンダーソン (ウォーレン・クリスティー)、ネイト・ウォーカー(ロイド・オーウェン)、ジョン・グレイ(ライアン・ロビンス)は訓練を終え、いよいよ出発に意気揚揚だった。 アポロ号も18号目となり、アメリカもソ連に対して一歩先んじているという自負のもと、計画は進行していた。
亡きケネディ大統領の方針はいまだに生きている?という状況でもあった。
順調に月軌道に入った3人は、周回船にはジョンが残り、着陸船には船長のネイトとベンが乗り、月面に向かう。 船内カメラ以外に携帯カメラで、絶えず画像を残すことにしている二人。
ヒューストンとの通信は、絶えず行うことになっていて、二人の行動は、その指示に従って行う。 しかし早くも船内からの月面の映像に何やらおかしな現象が起こり始める。
さらに、外に何か異様な雑音が入り始めるのだった。 原因をヒューストンに調査を依頼し、二人は船外調査に向かう。 しかし二人が降り立った場所には、想像もつかない物があったのだった…

アポロ計画は、17号で打ち切りとなりました。 計画では、18、19、20とそこまではあったという事らしいですが、予算の関係という事で、それは打ち切りという事になったと、公式には言われています。
ただ、このアポロ計画自体、いろいろな謎をはらんでいるという事は、オカルトマニアだけでなく、突っ込みどころがある計画ではないんじゃないかと思うんですが。
これを皮肉った作品としては、有名なところでは「カプリコン・1」とか、同じくフェ イク作品として「第3の選択/米ソ宇宙開発の陰謀~火星移住計画の謎」がありますが、やはりこのアポロ計画自体の、ある種きな臭い部分から発している作品だと言えますね。
全く月に行っていないとは言いませんが、ある種作られた動画が差し込まれているのでは? また全貌を明かしているのか? という疑問はやはり湧くんですよね。
この作品は、なかったことになっている“アポロ18号”が実は飛んでいて、そこで起こった信じられない出来事を、ドキュメンタリー風にアレンジしたモキュメンタリ―手法の作品です。
それは今なら見る前からわかって見ますが、宣伝過程では、一生懸命「発見したぞ!」というやり方だったらしいですね。
「お金がないから」というの は大変みんなが納得する理由の、アポロ計画中止の理由でしょうが、もちろん大国アメリカは、それだけで中止にしたとは思えませんね。 逆に言うと、そもそもアポロ計画をなぜ始めたかの本当の理由の方にも興味が湧きますね。
だって月をその後有効活用しようという事は中止になってから、40年以上放置されているんですからね。
そういう視点で見ると結末以外はおもしろい作品でした。
近々、「第3の選択/米ソ宇宙開発の陰謀~火星移住計画の謎」も見るつもりです。

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順調に月の到着したクルーたち

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船外作業を始めるが

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そこには謎の足跡が?

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ソ連の宇宙飛行士の死体?

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何物かがいる!

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