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ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク


コスタリカ沖のヌブラル島沖の南西140キロ、ソルナ島。 この島にある家族が上陸していた。 金持ちの家族は、船の旅を謳歌していた。
娘がジャングルに近づいた時、小さい生き物が飛び出してきた。 一見可愛いが二本足で立ち、外見はとかげのようだった。 餌をあげるとおいしそうに食べている。 しかしその瞬間一斉に同種の生き物が飛び出してきた。 とても持っているチキンでは足りない、しかし次の瞬間、少女は襲い掛かられてしまった。
ジュラシック・パークの悲劇から4年。 イアン・マルコム(ジェフ・ゴールドブラム)は有名人になっていた。 それはあの悲劇をテレビで発表したからだった。 しかし、インジェン社の必死の隠ぺいにより、彼はうそつき扱いされていた。
そんなある日、インジェン社の会長ハモンドリチャード・アッテンボロー)に呼び出されたイアンは、ある秘密を明かされた。 実は「サイトA」である「ジュラシック・パーク」に恐竜たちを供給する遺伝子工場の「サイトB」がイスナ・ソルナ島に置かれていたというのだ。 閉鎖され、放置された島では人知れず恐竜たちが生き延びて繁殖しているという。
そしてハモンドは、そこに行って調査をしてほしいというのだ。 恐竜たちのところに行くなんてとてもできない彼はすぐさま断るのだが、ビデオ・ドキュメンタリー作家のニック(ヴィンス・ヴォーン)、フィールド用装備の専門家エディ(リチャード・シフ)と共に、恋人で古生物学者のサラ(ジュリアン・ムーア)が現地にすでに向かっていることを知る。 いてもたってもいられず、彼は救助の目的で、再び恐竜たちのもとに向かうのだった。
ただ心配は、別れた妻との間にできた娘・ケリー(ヴァネッサ・リー・チェスター)を一人にすることだった。 留守番役の女性と一緒にいてほしいと説得するが、なかなかいうことを聞かず、サラと一緒ならいいとも言う。 でもサラを救いに行くとは言えず、ケリーを置いて準備を急がし、島に向かう。
島に到着をした一行だが、すでに恐竜たちの生態を調べているサラを見つけた。 彼女はステゴサウルスの生態から、恐竜は爬虫類ではなく家族を構成する、温血動物だと断言する。
そしてもう一つ驚いたことは、ケリーがトレーラーに潜り込んでいたことだった。 仕方なく5人で調査を開始するのだが、突如ヘリコプターの大部隊が島に飛来し、次々と車や機材を降ろし始めた。
ハモンドの甥で 、今やインジェン社の会長となったルドロー(アーリス・ハワード)が、会社の起死回生の策として、ジュラシック・パークの再生をもくろんでいたのだ。 ルドロー一行は島に降り立つと、ハンターのテンボ(ピート・ポスルスウェイト)を先頭に次々と恐竜たちを狩り、捕獲していった。 しかしこの力任せのやり方に、不安を感じるイアンたちだった…

前作から4年後、まさかもう一つ恐竜がいる島があるとは、そんな設定で始まったこの続編でした。
前作で出てきた恐竜は、あまり多くなく、有名恐竜たちはあまり出てきませんでしたが、この作品では、多くの有名恐竜たちが登場します。
時代をまたがった恐竜たちで、同時期に生息はしていなかった種も多くいますが、そこは現代によみがえらせたことで、矛盾はないんですね。
いきなりステゴサウルス、そしてその前にはコンプソグナトゥス・トリアシクス、そしてパラサウロロフス、パキケファロサウルス、マメンチサウルス、プテラノドンが新登場します。
そして前作では足を怪我してあまり活躍できなかったマルコム役のジェフ・ゴールドブラムが今回は主役、恋人役でジュリアン・ムーアが出演と、二人をそっくり入れ替えましたね。 また娘役のヴァネッサ・リー・チェスターは、その後あまり見かけませんが、数本作品に出ているようです。 体操でラプトルをやっつけるシーンは見せ場でした。
私が気に入った役はピート・ポスルスウェイト演じるローランド・テンボでしたね。 プロのハンターで、ギャラなどいらないというところが結構かっこいいんですね。 生き残るんですが、ピート・ポスルスウェイトは4年前に他界しているんですね。 生きていたら、新作に出てほしかったキャラですが。
この2作目もスピルバーグ監督なんですが、今一つ評価が低いんですね。 見直してはっきりしたことは、力が入り過ぎなんですね。 恐竜も出し過ぎですし、一言で言えば、サービス過剰ですね。 最後にサンディエゴまで、ティラノを来させなくても(^^)
でも続けて見ると、やはり1作目を踏まえた個所も多く、つまらない作品ではないんですね。 ここで終わると思っていたんですがね。

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島に来た5人

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巨大な草食恐竜のステゴサウルス

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彼らは群れで行動していた

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しかしそこに現れたハンター集団

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そして巨大な奴を怒らせてしまう

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