anttiorbの映画、映像の世界

不定期で、旅ブログも立ち上げます!

進撃の巨人 ATTACK ON TITAN

2015年作品、樋口真嗣監督、三浦春馬主演。

突如出現した巨人たちに人類の大半が捕食され、文明は崩壊。 生き残った者たちは巨人たちに侵攻されないよう巨大な壁を三重に築き、その内側で暮らしはじめた。 それから100年以上経ち惨劇の記憶が薄れていく中、壁の外の世界に憧れるエレン(三浦春馬)は安穏と暮らす人々に苛立ちを募らせていた。
エレンは友のアルミン(本郷奏多)と、ひそかに愛し合っているミカサ(水原希子)を連れだって、壁の近くまで行く。 カレンはこの向こう側に本当に巨人がいるのか疑っていた。 もしかしたら壁の向こうは楽園で、自分たちは閉じ込められているだけではないのか?
近くにあった不発弾に乗りながら、3人はそんなことを話し合っていた。
そこでアルミンは不発弾に水着の女性と、海が書かれているのに気がついた。 「海は本当にあるんだ!」壁の中で生まれた3人は海を見たことなどない。
壁まで行き、向こう側に行くことを切望するカレンだったが、そこに警備隊がやってきて、親友禁止区域と言うことで、捕まりそうになる3人だが、カレンは抵抗する。
彼は腕っぷしは強いのだが、そこを止めに入ったのがソウダ(ピエール瀧)だった。 彼は3人を小さいころから知っていて、警備隊の古参でもあった。
そして彼から近く壁外調査がいよいよ始まると言うことを聞かされる。
その時だった、地響きがして地面が揺れ始める。 止まらない揺れ、地震ではない。 そして壁に振動が走り、向こう側から大きな力で叩いているような音がした。
次の瞬間、壁を上から見たこともない大巨人が顔を見せた。「巨人は本当に居たんだ!」カレンは仰天した。
そして大巨人によって壁は壊され、その壁に開いた穴から、10メートル前後の巨人たちが侵入してきた。
ソウダは独断で、攻撃を指揮した。 大砲を当てても、一瞬傷を負うが、過ぐに再生してしまう巨人たち。 そして次の瞬間、巨人たちは人間を捕まえ口に入れていく。
あっという間に警備隊は撤退、いや逃走を始める。
壁内に侵入してくる巨人たちになす術の無い人間たち。 カレンはミカサと必死に逃げるうちに、大きな門のある家に逃げ込もうとするが、倒れた赤ん坊連れの親子を助けようとする。 しかし赤ん坊をミカサが助けたとき、門は閉まり、二人は引き離されてしまう。
外は巨人たちに蹂躙され、必死にカレンが外に出たときにミカサの姿はなく、その家も巨人たちに食い尽くされてしまう。
そして2年が過ぎた…

いよいよ実写版の公開です。 脚本に映画評論家の町山智弘が参加しており、だいぶ前から、これに期待していました。
この作品に乗り遅れた私にとっては(^^)この実写版に標準を合せていたといっても過言ではないです。
また、AKB48の総監督・高橋みなみが出ていると聞いていたので、それを見つけるのも楽しみでした。
さて、鑑賞直前、町山氏からは、これはいかに原作、アニメ版と変えられるかがポイントと聞いていました。 大きな設定こそ同じですが、日本人にすべてしたこと、細かい物語はほとんどカット、早い段階でもう巨人投入でしたね。
また監督のコメントでは、巨人たちのオーディションの話も聞きました。 通常の巨人たちは、募集されたキャストで演じられ、ここが何ともリアルなんですね。
全裸なんですが、生殖器の無い巨人、撮影時は全裸でニップレス、Tバックだったそうです。
原作ファン、初期からこの作品を観ている人たちからは酷評、バッシングを受けるでしょうが、製作サイドは別の見方をしています。
これはPG12をよく勝ち取りましたね。 大分気を使って作った映像ですが、それでも私は面白かったですね。 迫力がありましたし、上手くまとまっていました。 もちろん後編があるんですが、98分という時間にうまくまとめられていました。

さて次作で完結するんでしょうか?まだまだ終わっていない話なんで、数年後に続編と言うことにするのかそれとも映画は映画なりの決着をつけるのか?
迫力の特撮映像は良かったです。

イメージ 1
3人が壁のところへ

イメージ 2
古参の警備隊員ソウダ

イメージ 3
そこに現れた大巨人

イメージ 4
続々侵入してくる巨人から逃げ惑う人間たち

イメージ 5
ミカサは赤ん坊を助けようとするが…

イメージ 6