anttiorbの映画、映像の世界

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集団殺人クラブ Returns

2003年作品、石川均監督、大谷みつほ遠藤憲一出演。

渋谷の街で女子高校生に援助交際をインタビューする男(山﨑勝之)。 しかし態度の悪い女子高生に彼の方が切れてしまう。
騒々しい街にうんざりし、海へ出かけた美少女女子高生、美穂子(大谷みつほ)、清江(榊安奈)、静香(工藤あさぎ)、綾(長谷川未佳)の4人。 何かを轢いたようだが、気にしない4人。
海に着いたが、天気も今一つ、そこにトウモロコシをしつこく売る男(遠藤憲一)が現れた。 男は特に美穂子に執拗に買ってほしいと言い、彼女はついに根負けをして「いくら?」と聞くと、なんと1本1000円と言われる。
「大事に育てたんだ」という男に1000円を払うと、「大切に食べてね」と嬉しそうに1本手渡すが、美穂子は全く興味がなくすぐに捨ててしまう。
地元のイケメン、剛(吉岡毅志)に声を掛けられた4人は、急に楽しくなり、彼らと合流し盛り上がれることに喜んでいた。 トウモロコシ売りのタケゾウという男は、我が子のようにトウモロコシを大切に収穫し、売れないトウモロコシを全部食べると叫んでいた。
すっかり盛り上がった後、剛を入れた5人は、車で燥いでいると、何かを轢いてしまった。 それはタケゾウだった。 散乱するトウモロコシ、しかしタケゾウは生きていて、足を掴んできた。
そこに美穂子の車が来て、なんでも轢き続け殺してしまう。 死体を車に積み、向かった先は、剛の家が今はあまり使っていない別荘だった。
美穂子はそこにあった焼却設備を見つけ証拠隠滅を図るとみんなに宣言する。 油をかけ、タケゾウの死体を燃やし始める。
あまりの匂いにえづく者もいるが、美穂子は完全に焼けるまで見続けるのだった。 しかし綾は一番精神的にやられてしまって、ずっと吐いていた。
その中の清江は、剛に近づきなんと、現地に残り、剛と同棲を始めてしまう。
ちょっとムカついた3人だが、仕方なく車で家路につくのだが、3人はそれから変な夢を見始めるのだった。
そして剛から一度来てほしいと連絡が入り、3人は再び二人のところへ向かうのだった…

今回のタケゾウは、トウモロコシ売りなんですね。 例のごとく、女子高生4人に惨殺されるタケゾウですが、この4人と関わり合いを持ってしまう吉岡毅志演じる剛ももちろん犠牲になります。
この作品には円谷プロウルトラマンシリーズに出てくる、山崎勝之と吉岡毅司が参加しているんですね。 このReturnsは、ちょっと設定は外伝的ですね。 タケゾウの設定が、より妖怪っぽいんですね。
気弱だが、殺人鬼、そんな面は冒頭だけで、後は結構強いタケゾウですね。そしてあの手は健在でした(^^)

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トウモロコシに執念を燃やすタケゾウ

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復習の鬼になるタケゾウ

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