anttiorbの映画、映像の世界

不定期で、旅ブログも立ち上げます!

人生スイッチ

2014年作品、ダミアン・ジフロン監督、マリーア・マルル、リタ・コルテセ、レオナルド・スバラーリャetc出演。

「スイッチ1 :おかえし」 モデルの女イサベル・(マリーア・マルル)が仕事で指定された飛行機に乗ると、隣の席の男・音楽評論家のサルガド(ダリオ・グランディネッティ)が彼女の元カレを知っていた。 さらに乗客全員が彼と関わりがあることが判明、しかもみんな彼にひどい仕打ちをしていた。 そしてCAの一言に機内は凍りつく……。
「スイッチ2:おもてなし」 レストランで働くウェイトレス(フリエタ・ジルベルベルグ)。 ある日、父親を自殺に追いやり、母親を誘惑した高利貸しの男・クエンカ(セサル・ボルドン)が来店する。 恨みが再燃した彼女は、同僚の料理人(リタ・コルテセ)が提案した殺鼠剤入りの料理を出すが、男はそれを食べても平気だ。 そこへ男の息子がやってきて意外な行動に出る… 。
「スイッチ3:エンスト」 山に囲まれた一本道を新車で走り抜ける男・ディエゴ(レオナルド・スバラーリャ)。 追い越しを邪魔するボロ車を抜き去り、捨て台詞を吐く。 ところがパンクしてしまい、タイヤを取り換えていると、さっきのボロ車が追いついてくる。 運転手に新車をボコボコにされた男・マリオ(ワルテル・ドナード)は、とんでもない逆襲に出る……。

「スイッチ4:ヒーローになるために」 ビルを爆破する職人の男・シモン(リカルド・ダリン)の車が、駐車禁止区域でもないのにレッカー移動されていた。 翌日、陸運局の窓口で訴えを無視され大暴れすると、その姿がハデに報道され会社を解雇される。 さらに妻には離婚を言い渡され、職探しで停めていた車を再びレッカー移動されると、男はある計画を思いつく……。
「スイッチ5:愚息」 裕福な男・マウリシオ(オスカル・マルティネス)の息子が人を轢いてしまう。 彼は顧問弁護士(オスマル・ヌニェス)に相談し、使用人(ヘルマン・デ・シルバ)に50万ドルで身代わりになってもらう。 しかし検察官(ディエゴ・ベラスケス)にばれ、100万ドルで買収する。 弁護士、使用人、検察官がさらに金やマンションを要求してきて、男は息子に自首しろとキレる。 男と金の亡者たちの交渉は……。

「スイッチ6:HAPPY WEDDING」 結婚式の最中に、花婿のアリエル(ディエゴ・ヘンティレ)が招待した同僚が浮気相手だと気付いた花嫁のロミーナ(エリカ・リバス)。 泣きながら屋上に出た彼女は、休憩していたシェフとコトに及ぶ。 そこに花婿が来るが、開き直った花嫁は「全財産はぎ取ってやる!」と恫喝して会場へ。 彼女は浮気相手に復讐を果たすが、式の終わりにはまさかの結末が……。

6つのオムニバス作品、1本目から衝撃の展開の作品でした。
基本的のはブラック・コメディというジャンルなんです。でも、笑える話のはずなんですが、顔をしかめるシーンのオンパレードでした。
スペイン作品ということで、顔と名前が一致しないキャストですが、なかなか容赦ない展開をリアルな演技で物語が進んでいきます。
邦題からすると、人間スイッチが入ると、抑えが利かないということなんでしょうか?
復讐、そして暴力、本当に容赦ないんですね。
第1話はプロローグ的で短いんですが、私はエピソード3の「エンスト」がえぐかったですね。 2人の男の憎しみ合いなんですが、きっかけは他愛無いことでしたし、どっちもどっちの話なんですね。 そして最後は均等に…ということでした。 一応最後の話が、ハッピーエンドらしいのですが、私にはそうは思えませんでした。
まあうっぷん晴らしをしたい人にはいい作品かもしれません。

イメージ 1
スイッチ1

イメージ 2
スイッチ2

イメージ 3
スイッチ3

イメージ 4
スイッチ4

イメージ 5
スイッチ5

イメージ 6
スイッチ5

イメージ 7