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ペットの王国 ワンだランド ~命の花プロジェクト~

2012年7月12日放送、出演:関根勤篠田麻里子徳山秀典(ゲスト)。

映画の記事ではないんですが、テレビのバラエティ作品で、昨日見てどうしてもと思いアップします。
日曜日のテレビ朝日系列AM9:30~10:00に放送、毎回ゲストを招きペットとの生活を紹介しながら、トークするバラエティ番組。
今回のゲストは、俳優の徳山秀典。 仮面ライダーシリーズや、戦隊物の出演が多い俳優さんでした。

毎週見ているんですが、今回のテーマは“命の花プロジェクト”、青森県立三本木農業高校の勉強の一貫で、行っているプロジェクトです。
それは下記の事のようです。

2012年3月、青森県動物愛護センターを見学した生徒たちは、捕獲されたり、持ち込まれたりした犬や猫が殺処分されていることや、処分後に残る遺骨は廃棄物として捨てられていることを知りました。 そこで、高校生の自分たちにも何かできることはないか、そう考えた生徒が発案したのが、骨を土に混ぜ、花を咲かせるというものでした。 花を多くの人に届けることで、殺処分のことを広めることができる、ごみになって終わるのではなく、植物になってもう一度生まれ変わることができる、と考えたのでした。

今回番組ではMCの篠田麻理子が、実際、高校に行ってこの取り組みをしている高校生たちにサプライズ訪問するという事でした。
篠田麻里子が突然現れ、驚き、ファンの子は感激して泣いてしまうくらいの展開、いつものペット番組の展開かと思いましたが、このことを知らなかった私には衝撃でした。 結構有名な取り組み?なんですね。

引き取ってきた遺骨は、まだ形をとどめているものが多く、そのままでは、土と混ぜれないんですね。 そして生徒たちが、手作業で遺骨をすりつぶし、粉状にするんです。 機械でもできる作業をどうして生徒たちが手作業をするのか? かえって心が痛むのではないか?

細かくするときはレンガを使うんですが、殺処分された犬や猫たちを、最後くらいは温かな手で葬ってあげたい、という気持ちが込められているからだという事からなんですね。

篠田麻里子は、号泣しながらこの作業を彼女自身も行っていました。 そしてこのVTRを見ていたスタジオの3人も、彼女自身もまた涙していました。 殺処分されたペットたちの悲しみが、画面を通してこちらまで伝わってきた瞬間でした。

最近この番組では、この“殺処分”を取り上げたテーマが多く、犬、猫だけでなく、外来種の水生生物も以前取り上げていました。

ペットというのは、人間の心をいやしてくれる存在として、愛情もって育て慈しむものですね。 それが通じたとき、動物もこちらに波動として返してくれます。 それはペットを飼ったことがある人は少なからずも感じるでしょう。 それは種類にかかわらずだと思います。

しかしペットを飼う事自体、飼う側に大きな責任があることを、えてして忘れがちになります。 可愛い、癒される、ただそんな気持ちだけで飼うことを決めると、あとで大きな負担になることもありますね。
引越しだったり、飼い主の病気、一番の不幸は飼い主が亡くなってしまう事ですが、どうやら、育児放棄ではないですが、多くの理由は、飼い主側の一方的な場合が多いと聞きます。

2014年度は犬猫を中心に16万頭もの殺処分が行われたという事です。 さすがにこれは政府として、環境省が将来的にゼロにするための行動計画を発表したほどでした。
うちにもこのブログでは何度も書いていますが、コザクラインコを3羽飼っていますが、ちょうど放鳥して肩に乗っているときに、この番組を見て一緒に号泣していました(^^)
でも、正直3羽は大変だなと思うことが多くなっていた最近、もう一回考え直しましたね。 せめて寿命を迎えるまでは、何とか面倒を見続けたいと思いました。

どんな動物であれ、飼った以上は最後まで面倒を見る、また飼う前にそこまでしっかりと考える、例外なくそこまでやらないと“0”は達成できません。
飼い主の身勝手さを続けているといずれ人間のわが身に降りかかってくる気もしますね。
依然そのテーマの作品「 ひまわりと子犬の7日間 」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/8870757.htmlを見たので、リンクを張っておきますね。

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