まだジョシュが少年のころ、ロレインは、霊能者のカールを呼んだ。 そしてカールは自分より優れた霊能者のエリーゼを呼び、ジョシュに話を聞き始める。 それをビデオに撮っている。
その中でジョシュは、いきなり案内するよと言いながらある方向を指す。 しかしエリーゼもロレインも恐怖を感じジョシュを連れ戻し、記憶を封じ込める催眠術をかけ、彼に今までのことを忘れさせるのだった。
しかしその際エリーゼは命を落としてしまう。 それは何者かに首を物凄い力で絞められたからだった。 ルネは刑事から事情を聴かれているが、第一容疑者はジョシュだった。 しかし首の締め後が彼の物だとわかるまで、まだ犯人を確定できないので、ランバート家は、ロレインの家にひとまず身を寄せることになった。
もうこれで怪異は起こらない、そのはずだったのだが、やはり終わってはいなかった。 末娘のカリはやはり何かに怯えて泣き始めるし、夜にルネはやはり何かの人影を見るのだった。 さらにルネだけではなく、ロレインも同じように何者かの影を見てしまう。
しかし、ジョシュはそれをルネに言わないでほしいときつい口調でロレインに言うのだ。
そう彼も霊能力があり、終わっていない事件の解決に死んだエリーゼの力を借りようとするのだった。 そしてその方法はダイスを振って言葉を貰うことだった…
同じ監督での続編、これは第2章となっていますが、前後編といってもおかしくないほど、ランバート家の決着編ですね。
ダルトンに起こった怪異は、ジョシュの活躍によって一応の決着を見ましたが、実はジョシュに…という展開で、怪異の種が残ってしまったことから、ロレインが、過去の事象からこの一連の事件はやはりジョシュの子供のころに起こった現象が根底にあることに気付くんですね。
ジョシュは本当にジョシュなのか? しかし彼の態度は本人みたいでもあり、そうでないようでもあり、そこもきっちり辻褄が合っているところにちゃんと予算をかけ、しっかり脚本が書かれている良質のホラーを感じさせますね。
第3章は、日本公開は何時になるんでしょうかね? 全米公開がちょっと伸びてしまったようですが、次作は、ジェームズ・ワンが降りているので、ちょっと残念ですし、前日譚になっているようです。
ただ脚本はリー・ワネルが参加しているので、物語の繋がりは大丈夫なようです。
多少の期待はしてもいいのでは?