anttiorbの映画、映像の世界

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ラン・オールナイト

2015年作品、ジャウム・コレット=セラ監督、リーアム・ニーソン主演。

ジミー・コンロン(リーアム・ニーソン)は、ブルックリンを縄張りとするマフィアの一級の殺し屋。 だが、これまでに犯した罪の重さに苛まれ、ウイスキーを呷ることだけが日々の慰めとなり、仕事のせいで家族からも疎まれていた。
クリスマスの夜、家のエアコンが壊れ、ダニー(ボイド・ホルブルック)に金を借りに行った。 彼の父はマフィアのボスで長年の親友、ショーン(エド・ハリス)だった。
しかしダニーは、ただで金を出そうとしない。 サンタの衣装をして子供たちの相手をしろというのだ。 昔は、恐れられた殺し屋だったジミーだが、今はただの飲んだくれ、年下のショーン の部下からも蔑まされていた。
ジョン・ハーディング刑事(ヴィンセント・ドノフリオ)は長年ジミーを追いかけていた。バーであったジミーに、今日も今まで殺した人間の名前を公表しろと迫るが、彼は一切口を開かない。
ダニーは、勝手にある取引を進めていた。 自分を半人前扱いする父親を見返したいという思いが強く、独自にアルバニア・マフィアとの麻薬取引を計画するが、父親のショーンは絶対に麻薬の取引は認めなかった。 そして協力が得られなかったことで失敗したダニーは、前金をもう使い切っており、窮地に追い詰められる。
マイク・コンロン(ジョエル・キナマン)はジミーの息子。 リムジンの運転手を仕事にしている。 幼い頃はプロのボクサーを目指していたが挫折。 現在はその経験を活かして、父親のいない少年にボクシングの指導を行っている。
その夜、彼の乗せた相手はアルバニア・マフィアだった。 そして、ついた先はダニーの家だった。 そして切羽詰まったダニー は、マフィアを殺してしまう。 そしてその現場にマイクと、彼が教えているボクシングの生徒の少年がいた。
それがジミーとマイク親子を地獄の一夜へ導いていくのだった・・・

いつもは不死身のリーアム・ニーソンという役が多いのですが、始めの数10分の彼は今回ダメダメの男なんですね。 でもそれはちゃんとわけがあり、今まで殺したことから精神が病んでいて、酒を飲まずにいられない、夜眠れないんです。
そんな父親と縁を切ったマイク、娘が二人、そして奥さんのお腹にはもう一人宿っています。
ショーンはそんなジミーを、なにかと目をかけています。 友であり、貴重な友人、同志なのかもしれません。 でも見方によっては、ジミーを恐れ、今までの汚い部分をすべ て彼が知っているから、自分の傍に置いているという感じかもしれません。
リーアムと、エド・ハリスはさすがの感じですが、マイク役のヨエル・キナマンが、今回スッキリとした坊主頭、ちょっと誰? という感じでした。 前作の出演リブート版「ロボ・コップ」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11259486.html でしたが、また違ったアクションを見せてくれます。 またダニー役のボイド・ホルブルックはこれも甘ちゃんのボンボン役がぴったりでした。
後半出てくる殺し屋・プライス、コモンが演じていますが、ラストの戦いは迫力でした。 リーアムの作品としてはちょっと長いですが、不死身でない彼が見れる作品ですね。

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ダニーの殺しを目撃したマイク、そのダニーを殺したジミー

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まず警察に狙われる

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ショーンに話を着けに行くが

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そしてショーンとの戦い

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そして殺し屋が追ってくる

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