anttiorbの映画、映像の世界

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呪われたパワースポット

2011年作品、内田直之監督、三好絵梨香、永井努、高久ちぐさ出演。

エピソードⅠ『美肌になれる水が湧く井戸』
ニキビを気にする高校生の朋子。 雑誌の特集記事"パワースポット巡り"に紹介された美肌の水を求めて井戸に向かい、水を一気に飲み干した。 その夜、激しく咳込み、熱を測ろうと額を触ると、体中がただれていた・・・

エピソードⅡ『安眠効果のある山』
不眠症に悩む佳代は友人と癒しの気が不眠に効くとされる山へ出掛けた。 その夜、驚くほどぐっすり眠りにつき夢まで見た佳代だったが、友人も全く同じ夢を見ていたことに驚愕する。 その夢には、自分の肩を叩く白い服を着た髪の長い女が立っていて・・・

エピソードⅢ『子宝に恵まれる滝』
滝の前で丁寧に祈りを捧げる渚と、妻を見守る一馬。 数日後、渚のお腹に小さな命が宿り奇跡が起きる。 しかしそれからというもの、渚は脳裏に焼きつく不穏な音に悩まされ、遂には我が子を奪われる恐怖に取り憑かれる・・・。

エピソードⅣ『復縁できる神社』
"復縁の神様"として有名な神社にやってきた雑誌記者の麻里子。 奥には小さな社といくつもの祠が立っていて、黄泉の国と繋がる門として死んだ人間とこの場所で交流をしていた言い伝えを知る。 "復縁の神様"と呼ばれるようになった因果関係を調べるうち衝撃の真実に辿り着き・・・

エピソードⅤ『生命の樹
とある村の病院で、ある日を境に不眠症の患者が激増した。 どの患者も同じ悪夢を見たのが不眠の原因だった。 その夢とは、白い 服を着た髪の長い女が出てくるものだった・・・
また全身がただれ体中から血を噴き出した女子高生や気がふれた妊婦も運び込まれてくる。 それらの患者に共通する何かを感じた新任の医師・佐伯は独自に調査を始める・・・

オムニバス作品かと思ってみているんですが、最後のエピソードⅤで、今までの話が総括され、共通項のある解決編になっています。
だから、一つの作品としてまとまりがあるんですね。
今はパワースポットという言い方をしてある種流行になっていますが、ちょっと前まではその中の多くは、いわくつきの場所だったのではないでしょうか?
またこの作品に出てくる呪われた者たちも、中には逆に恩恵を受けた者もいるかも知れなく、Ⅰの井戸では、前に水を汲んでいたカップルが写っており、そちらは幸せそうでした。 まあその後はわかりませんが。
内田監督作品は初めてで、あまり監督のデータはないんですが、なかなか悪く無いストーリー性のあるホラーでした。

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入院患者たちが次々と

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パワースポットに行ったばっかりに?

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