anttiorbの映画、映像の世界

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宇宙兄弟

2012年作品、森義隆監督、小栗旬岡田将生主演。

南波六太(中野澪)と日々太(中島凱斗)の兄弟は、夜になると家を抜け出し虫やカエルの声を聴きに行っていた。 日々太が何かを見つけた。 それは夜空に輝く大きな光で、瞬時に異動をしていた。 そしてそれは月に向かって飛んで行った。
日々太はそこで宣言する 「俺将来宇宙飛行士になって月に行くよ!」 それを聞いて、六太はちょっと躊躇して・・・
西暦2025年。 幼い頃に兄弟で交わした 「二人で宇宙飛行士になる」 という約束通り、弟・ヒビト(岡田将生)は宇宙飛行士となった。 そしてNASAの月探査船の記者会見に臨んでいる。 そして小さいころからの夢を叶えた喜びと、任務の大切さを話しているが、最後にある個人的な話をし始めた。 「ぼくより先に月に行くはずの人間が、この場にいないのは残念です」
弟は宇宙飛行士、兄・ムッタ(小栗旬)は、自動車メーカーの設計をしている。 しかし小さいころからの夢であった兄弟そろっての宇宙飛行士には程遠い生活をしている。
両親と一緒の家に暮らしているムッタは、悶々としている。 そこにある一通の手紙が来ていた。 それはJAXAからだった。 宇宙飛行士募集の書類審査が 受かったという通知だった。
応募したのはヒビトだった。 すぐアメリカの弟に電話をするムッタだが、淡々と話す弟に、素直になれないムッタだし、今の仕事もあると思っている。 でも、2006年4月9日のテープを聞くように言われる。
それは二人の記念すべき日の録音テープだった。 そうあの日、UFOを見て二人が宇宙飛行士になることを決心した日の・・・

漫画原作のこの作品、コミックスは大ヒットしたんですね。 公開当時知らなかった自分は、あっさりとスルー、今思えばもったいなかったかな?と思いました。
ちょっと弟に対してコンプレックスを持つ兄・ムッタに小栗旬、ほぼ完ぺきの弟・ヒビタに岡田将生、この遅れを始めは取り戻すことを諦めていたムッタは、会社をクビ になったことから、一念発起再び遅ればせながら夢に向かって進み始めます。
幼いころ、空を見上げる男の子、夜空の不思議なものを見てしまえば、誰しもそんな夢を持ってもおかしくないですね。 でも心身、頭脳も健全、優秀でないと決して慣れない宇宙飛行士、なかなか狭き門ですね。
兄弟で、月に行くだけでなく、なんとムッタは火星に行く夢をぶち上げますが、まず第一歩は兄弟で宇宙の夢が叶うのかどうかの話、そこにはライバルもいますし、自分との戦いもありました。
お話は、兄の奮闘と、いち早く月に行った弟の月での大変な冒険譚でした。
実はこの映画が製作されたころには、ここまでの物語はまだ描かれてなく、映画が先に進んでいたということらしいですね。
これを見た後、あと何年で、観光で宇宙に行けるんだろうと、全く緩い感情が湧いてきた自分でした(^^) 大金持ちならいつかは…

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幼き日のふたり

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弟は夢を叶え

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兄は悶々

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弟が月に行くのを見送りに

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兄も遅ればせながら、訓練、テストを

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そして弟は月に

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