20XX年、凶悪犯罪の増加に対応して、政府は新たな司法システム“序審裁判”を導入した。
今日も何とか矢張政志(中尾明慶)の窮地が救えた。 一方、天才検事と評判の御剣怜侍(斎藤工)は連戦連勝、彼の師匠である40年間無敗を誇る伝説の検事・狩魔豪(石橋凌)からは、何かと指摘を受けていた。 それは勝ち続けることは敵をも作ることということだった。
矢張は勝ったお礼に千尋に考える人の像のような時計を渡す。 いやいや受け取る千尋。 その夜、千尋はひとり事務所で物思いにふけっていたが、突然ひらめき、ある事件の重要な証拠を入手した。 しかしその夜千尋は殺されてしまった。
その事務所に入った成歩堂は現場で女と会った。 彼女は犯人として逮捕されてしまった。
あなたは勝てるわけがない、そういわれる成歩堂だったが、実は二人と矢張の3人は幼馴染だったのだった。 そして法廷が始まるのだった…
元はゲーム作品でそれの映画化です。
シーナ&ロケッツのリーダーで、俳優としてもいろいろ出ていますが、演技というより存在感でやっていますね。
さらに谷村美月、小日向文世も不思議な役、重要な役で出てきてキャストは面白いですね。 ただお話としてはちょっとコメディなのかシリアスなのか曖昧さがあり、また主人公の頼りなさが妙に目立つ作りになっています。
設定、推理などはそこそこなのですが、映画作りが稚拙さを感じます。 ちょっとその辺が致命的で、もう少し感がいっぱいでした。 これも惜しい作品でした。