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逆転裁判

2012年作品、三池崇史監督、成宮寛貴主演。

勾玉を首にかけ、死者の声を聴ける霊能者・綾里舞子(余貴美子)がDL6号事件の犯人の名前を言った。 殺された御剣信平岳大)の名前を言ったのだったが・・
20XX年、凶悪犯罪の増加に対応して、政府は新たな司法システム“序審裁判”を導入した。
序審裁判とは、弁護士と検事の直接対決で、わずか3日で判決を下す制度である。新米弁護士・成歩堂龍一(成宮寛貴)はいつも優秀な上司・綾里千尋(檀れい)の助けを貰い何とか仕事をこなしていた。
今日も何とか矢張政志中尾明慶)の窮地が救えた。 一方、天才検事と評判の御剣怜侍(斎藤工)は連戦連勝、彼の師匠である40年間無敗を誇る伝説の検事・狩魔豪石橋凌)からは、何かと指摘を受けていた。 それは勝ち続けることは敵をも作ることということだった。
矢張は勝ったお礼に千尋に考える人の像のような時計を渡す。 いやいや受け取る千尋。 その夜、千尋はひとり事務所で物思いにふけっていたが、突然ひらめき、ある事件の重要な証拠を入手した。 しかしその夜千尋は殺されてしまった。
その事務所に入った成歩堂は現場で女と会った。 彼女は犯人として逮捕されてしまった。
彼女は千尋の妹の綾里真宵(桐谷美玲)といい、霊媒師の卵だった。 そう二人は舞子の娘だったのだ。
真宵が犯人と思えず、弁護を引き受ける成歩堂。 刑事の糸鋸圭介大東駿介)にこの事件の長所を見せてもらう。 そしてこの事件の担当検事は御剣になったと聞かされる。
あなたは勝てるわけがない、そういわれる成歩堂だったが、実は二人と矢張の3人は幼馴染だったのだった。 そして法廷が始まるのだった…

元はゲーム作品でそれの映画化です。
若手俳優を中心にキャストを作っていて、要所に壇れい、石橋凌柄本明、そして意外と存在感があったのは鮎川誠ですね。
シーナ&ロケッツのリーダーで、俳優としてもいろいろ出ていますが、演技というより存在感でやっていますね。
さらに谷村美月小日向文世も不思議な役、重要な役で出てきてキャストは面白いですね。 ただお話としてはちょっとコメディなのかシリアスなのか曖昧さがあり、また主人公の頼りなさが妙に目立つ作りになっています。
設定、推理などはそこそこなのですが、映画作りが稚拙さを感じます。 ちょっとその辺が致命的で、もう少し感がいっぱいでした。 これも惜しい作品でした。

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新米弁護士・成歩堂龍一と上司・綾里千尋

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綾里が殺され、対決することになる二人

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容疑者となってしまった妹の真宵

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矢張も協力するというが

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裁判の行方は?

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