anttiorbの映画、映像の世界

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マーズ・アタック!


ケンタッキー州ロックジョー、5月9日午後6時57分、田舎町に肉の匂いがする。変な音がしてその方角を見ると、真っ赤に燃えた牛の大群が走ってきた。 その後方から空飛ぶ円盤が現れた。
地球を取り囲むように、空飛ぶ円盤が確認された。 合衆国大統領デイル(ジャック・ニコルソン)はジェリー・ロス広報官(マーティン・ショート)の意見を聞くが、市民は熱狂するとへらへら言うだけ。
タカ派のデッカー将軍(ロッド・スタイガー)は過激に反応しているし、ハト派のケイシー将軍(ポール・ウィンフィールド)は彼らが友好的かどうか を心配している。
宇宙生物学者のケスラー教授(ピアース・ブロスナン)は、自分たちより高度な文明を持っているので、友好的なはずと言い切る。 その傍らには、ホワイトハウスの改装にしか興味のないファーストレディのマーシャ(グレン・クローズ)と、何事にも無関心な娘タフィ(ナタリー・ポートマン)がいる。 彼らは決断を固唾を飲んで見守っていた。
一方、ラスベガスでは、火星人来訪を機にひと儲けしようとホテルを建設中の不動産王アート(ジャック・ニコルソン=二役)がいた。 その妻でアル中のニューエイジのバーバラ(アネット・ベニング)は、火星人たちを地球に差し向けられた救世主と思い込み、一人で異種間の交流を図ろうとしていた。
また、あるホテルのショーに出演中の 元プロボクサーのバイロン(ジム・ブラウン)は、ワシントンにいる別れた妻ルイーズ(パム・グリアー)と子供たちと連絡を取ろうとしていた。
また、テレビリポーターのナタリー(サラ・ジェシカ・パーカー)とその恋人でGNNの報道記者ジェイソン(マイケル・J・フォックス)は、火星人来訪のスクープをとろうと躍起。
そんな中、大統領が急きょ臨時特番を組み、重大発表をするという知らせが来た。
大統領は生涯一番の大事件が起きたと言い、空飛ぶ円盤の大群の存在、艦隊が来たと発表する。
そしていよいよ、アリゾナ州の砂漠に火星人の宇宙船が着陸した。 体長70センチ、脳髄が肥大化した頭部と骸骨のような顔に飛び出した目玉を持つ火星人たち。 デッカー将軍と 火星人大使とのコンタクトは鳩が飛んできたことから激変する。 火星人達は鳩を即座に撃ち殺してから、軍隊を含む会場のほぼ全員を光線銃で焼き殺してしまう。 これが最悪な出来事の始まりだった…

カルト人気の高いこの作品、私は初めて見ました。 地上波でも流れていたり何度も見る機会はあったのですが、これはしっかり見ないと面白さはわからないと延ばし延ばしにしていました。
凄いキャストですね。 そしてなぜか、ジャック・ニコルソンが二役なんですね。 そしてどんどん残忍な火星人に焼き殺されていきます。
知能は高そうですが、殺戮が趣味のような火星人たち、無敵の熱線銃に、地球人はなす術がありません。 契約なんてなんのその、あっさりと反故にしてどんどん虐殺していきます。
というのですが、あまり怖くないし、淡々と見れるんですね。 唯一ちょっとこれはというのは、生きて捕虜にされた、ナタリーとケスラーですね。 グロくはないですが、むごい仕打ちでした。
そして彼らの弱点は何のことはないものでした。 まあそれに気がつくのが大変だとは思いますが。「宇宙戦争」もこんな感じでしたね。
ステレオタイプの火星人、お決まりの結末、そして優柔不断で、自己中心の各首脳陣、結構皮肉のこもった作品でした。

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UHO襲来

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教授のレクチャー


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いよいよ接見の場

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しかし

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容赦ない火星人たち

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