anttiorbの映画、映像の世界

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博士と彼女のセオリー


スティーブン・ホーキングエディ・レッドメイン)とブライアン(ハリー・ロイド)は、さっそうと自転車に乗り、大学に着く。 ブライアンは何かにつけて、女性の扱いが上手く、一方のスティーブンはなかなか女性と接するのが苦手だった。 というか彼はほかの学生とは違っていたのだ。
ジェーン(フェリシティ・ジョーンズ)は友達と、あるパーティー会場に来たが、そこにいたのは、男子学生、それも院生ばかりの会場だった。 場違いなところに来てしまって、居心地の悪い彼女だったが、そんな彼女を見て、一目ぼれだったのがスティーブンだった。 珍しく彼の方から近付き話し掛けるスティーブン。
彼女は、詩を学んでいて、イギリス国教会の信仰を持っている。 無神論者の一家に育ち、神を信じない彼とは全く正反対の女性だった。 しかし彼はそんな彼女を気に入っていた。
ティーブンはボート部でコックスという、漕ぎ手たちのリズムを整える役をしていた。 でもそれはブライアンとの付き合いのようでもあった。
ある日彼はジェーンを食事に誘ったが、彼女は教会があると言って断る。 しかしその終りの時間に待っていて、自分の家で食事に誘う。
ティーブンの両親も、彼女に好意を持つが、父親のフランク(サイモン・マクバーニー)はなかなか癖がある人物で、彼女にちょっとしたいたずらを仕掛けるが、それをにこにこ笑いながら見ているスティーブンだった。
そして彼はジェーンを夜のパーティーに誘う。 そして二人はお互いに愛し合っていることを確認するのだった。
しかし、そんなスティーブンの体にある日異常が起きる。 思うように歩けなくなって転倒したスティーブン。 彼は病院で精密検査を受けるのだった。
そして医師からある重大な宣告を受けるのだった。 スティーブンは難病ALS(筋萎縮性側 索硬化症)を発症、余命2年と言われる。
ブライアンを遠ざけ、ジェーンさえもと遠ざけるスティーブン。 しかしジェーンはある決心をした。ス ティーブンと共に生きることを…

スティーブン・ホーキングを初めて見たときは、正直何か不思議な人物に見えました。それは病気ということではなく、なにか知性がにじみ出ている存在に見えたんですね。
そんな彼の伝記映画、いろいろ知りえないことを勉強させてもらいました。
もう彼の姿は、電子音での会話をしている映像しか見たことが無かったので、冒頭のまだ体が元気だった姿は衝撃でした。
でもその後、こんなに早い時期に発症したのは痛々しかったです。 ジェーンとの出会いこそ病気の前ですが、結婚は発症後に決めたのにはさらに驚きでした。 ジェーンの覚悟が見て取れますね。
そして子供が生まれ、長男、長女、その間彼は博士号を取ります。 しかし人生いろいろあるんですね。
ホーキング博士役のエディ・レッドメインは見事アカデミー賞・主演男優賞を取りました。 まあいうことない出来でした。 彼は、直ぐに公開の「ジュピター」にも出演していますので、ギャップが大きいでしょうね(^^)
監督のジェームズ・マーシュの作品はこれが初めてですが、なかなかいい作品に仕上がっていると思いました。「 マン・オン・ワイヤー」というドキュメンタリーがあるみたいなんで、いつか見てみたいですね。

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競争しながら大学に向かう二人

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ある日出会うジェーン

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ジェーンを待ち伏せ

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自分と違う女性に

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夜のパーティーに誘う

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お互いの愛を確認するのだが

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