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ドラフト・デイ


アメリカンフットボールのプロリーグNFLに所属するクリーブランド・ブラウンズGM(ゼネラルマネージャー)、サニー・ウィーバー(ケヴィン・コスナー)は、キャリア最大の崖っぷちに立たされていた。 チームの運営と強化を一手に担う彼は、最近のふがいない成績に責任を感じ、今年こそは地元ファンの期待に応えたいと願っており、そのためにはドラフト会議で超大物ルーキーを獲得することが必要不可欠だった。
大事な日なのに、彼はチームには秘密な付き合いのアリ(ジェニファー・ガーナー)と言い合いをしていた。 不機嫌な彼女は、彼の仕事上での片腕でもある。 話し合いたいのだが、今日は大事なドラフトの日、早くもさまざまな駆け引きが始まっている。
今期の目玉はボー・ キャラハン(ジョシュ・ペンス)という選手。 通常なら確実にいの一番に指名されるが、もし彼が取れれば、サニーの功績は評価され、地元民も狂喜する。 そしてオーナーのアンソニーモリーナ(フランク・ランジェラ)もボーの指名を希望している。
しかしそのためには、1番最初の指名権を取らなければならない。 1番初めの指名権を持っているのは、昨年の一番下位のチームのシーホークスだった。 そしてゼネラル・マネージャーであるトム・マイケルズ(パトリック・セント・エスプリト)から連絡が入ってきた。
それは一番の指名権をトレードしようという物だった。 しかしその条件とは、これから3年間の1順目の指名権を渡すという過酷な交換条件だった。彼は悩んだ末いったん断るが 、モリーナのプッシュで、サニーはその条件を飲んでしまう。 しかしすぐにその情報が漏れ、一斉にブラウンズがボーを指名すると伝わってしまう。
しかし彼の心は揺れていた…

記事の書き辛いこの作品、結構面白かった。
日本に無いプロアメフトリーグ、アメリカでは4大スポーツの一つで、NFLという巨大な組織なんですね。
正直私はルールもあいまいで、果たしてこの作品を楽しむことができるのか不安でしたが、なかなかどうして駆け引きが面白かった。
そして映画の最初にNFLのドラフト説明があるんですね。 これが良かった。これがないと駆け引きの面白さが味わえませんからね。
1、指名順は前年のレギュラーシーズンの成績が悪かった順。
2、指名権のトレードができる。
3、指名するための持ち時間はわずか10分
これに、様々な条件が入り込んでいくんですね。
日本のプロ野球もドラフトがありますが、比較すると日本の指名は何ともおとなしいルールですね。 NFLはもっと自由度があり、指名権に選手もつけたりできるんですね。 なかなかのドラフトの駆け引きのだいご味が味わえます。
これに人間関係が入り込んできます。 サニーがどうしてこのチームのGMをしているのか? そして彼の父、母、前妻、いろんな問題が背景になるんですね。
ケビンコスナーは今回はちょっと若作りです。 20歳くらい若い役に本人も乗っていますし、これは久しぶりにぴたり嵌っていました。

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内縁関係にある二人

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サニーの方針とは

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しかし監督とぶつかってしまう

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いよいよ指名が近づいてくる

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この笑顔を終わった後見れるのか?

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