anttiorbの映画、映像の世界

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不安の種

2013年作品、長江俊和監督、石橋杏奈主演。
 
地面から湧き上がり、うごめいている、目玉のような生物、たくさんの数がいる。  車にひかれつぶれるその物体。
奇妙な出来事が続発する地方都市、富沼市。 この街に引っ越してきた、家族がいた。 父と母、兄と妹の4人家族。
荷物を降ろしている時に兄は、目玉のようなものを見つけたが、それは2階の部屋の奥に逃げていってしまった。
バイク便ライダーの巧(浅香航大)は、バイクの事故現場に遭遇し、負傷した青年・誠二(須賀健太)に助けを求められる。 誠二は、からだ半分が垣根に埋まっている状態だった。 バイクで転んでこうなったという誠二だが、巧が必死に外そうとしたその時、彼は抜けた!いやそうではなかった。 彼の体は半分潰れていたのだった。死んでいるはずの彼がどうして声をかけてきたのか 。誠二は 「僕は死んだのだろうか?」 彼の記憶をさかのぼってみると。
誠二は、遠のく意識の中、半年前にこの地の大学に来てこの街で、暮らすことになった。 何か変な感じのするこの町、友達3人で歩いていたときのこと、後ろ姿が綺麗な女性を見つけた。 一人が声をかけに行くと、そいつは声を失った。 二人が覗いてみると、その女の顔は・・・
引っ越してきた家族の家では、何か得体の知れない影がうごめいていた。 それに気づいていたのは目玉を見た兄だけだった。
巧はバイク便のバイトを辞めたが、務めたレストランで、一緒に働いていた陽子(石橋杏奈)からある注意をされた。 それは自分にしか見えないものが見えるときがあるが、決してそれに声をかけてはいけない。
巧は何かわからなかったが、あるとき見えてしまい注文を取りに行ってしまった。 そしてその男に付きまとわれてしまうようになった。
この街は何か変だ・・・
 
中山昌亮のオムニバスホラーコミックを実写映画化したこの作品。 一貫した物語しては正直見づらいのですが、ホラーとしては一定の世界感を感じます。
原作コミックスは結構好きそうな画質なので、読んでみたくなりますが、ここに出てくる“オチョナンさん”というキャラが知られているようです。 後半に出てきますが、それ以外にいろんな化け物? 妖怪? が結構出てきます。
富沼市という架空な市が出てきますが、ここはある種の異空間で、一度入ったら抜け出せそうもない感じで、それがゆるい縛りになっているところがいいですね。
そしてキレキャラだか優しいんだかわからない陽子役の石橋杏奈が可愛いんですが、反面ちょっと怖い存在ですね。
心霊サイコホラーという感じでしょうか?
 
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この町に来てしまった4人家族、しかし
 
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家族に起こる恐怖
 
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巧は付きまとわれてしまった
 
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そして外に出られなくなる
 
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洋子はこの町のおかしさを知っている
 
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誠二と付き合う陽子だが
 
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