anttiorbの映画、映像の世界

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レリック

 
南米のある国の催事の踊り、熱心に撮影をする男、真ん中の煮立った窯に葉を入れ、その汁を飲まされる。 男は幻覚を見ているようで「レリック」と叫び、顔にペインティングした少女を恐れた。
男はホイットニー(ルイス・ヴァン・ベルゲン)といい、シカゴ行の荷物を卸してほしいと港の物に行ったが、もう積んでしまいシカゴに出航するので今されできないと突っぱねられてしまった。 荷物は、シカゴ歴史博物館あての荷物なのだが、もう出航時間も遅れている。 断られると男は、積み荷に隠れ、一緒に乗り込んでしまった。 しかし男は積み荷を開けると絶望的な表情をして泣き出してしまうのだった。
シカゴ沖に漂着した南米の貨物船・サントス・モラレス号から、6体の惨殺死体が発見された。 ブラジル船籍だった。 始めは麻薬がらみで船員がいなくなったと思われていたが、無残な姿だった。
博物館勤務の進化生物学者のマーゴ・グリーン(ペネロープ・アン・ミラー)は、自転車で通勤している。 その場で急いで着替え入館した。 今日は子供たちの見学者でいっぱいだった。
アン・カスバート博士(リンダ・ハント)が彼女に助成金が遅れそうと言ってくれる。 同僚のグレッグ(チ・ムオイ・ロー)が横やりを入れ申請をしたからだった。 アンはマーゴに基金の人たちにアピールをしろと言うが、彼女はそういうやり方に気がすすまない。
グレッグに文句を言いに行くが、彼は気にも留めない。 そんな時、南米へ調査に行ったホイットニーから2つの木箱が届いた。 ゼンゼラ族に接触したらしいのだが、彼は姿を現していない。
中身は葉っぱのようなものだけだった。 でも、それに卵のようなものが付着していた。 彼女はそれを保存して、後で分析することにした。 フロック博士(ジェームズ・ホイットモア)は、もう足が不自由だが、館の責任者だった。
しかしその夜博物館の警備員フォード(ジョフェリー・C・ブラウン)が何者かに惨殺された。
恐怖の始まりだった…
 
ダグラス・プレストン/リンカーン・チャイルド原作小説のモンスター映画です。 どうやら続編もあるようですが、映画化はこの1作だけのようです。 主役は、ペネロープ・アン・ミラー、そして、ヒーロー役はトム・サイズモアと、ちょっと地味めなキャスティングですが、作りとしては結構しっかりしています。
中々姿を出さない感じで、一人ひとり惨殺されていくんですが、いろんなモンスター物の要素などが入っているような作りに感じました。 「ターミネーター」「バイオハザード」などの要素も感じましたね。
そしてレリックという怪物は、いったいどうして出来上がったのか? そのあたりが冒頭部とのつながりになっていて、一応の決着を見せています。 やられるべき人はしっかりやられ、生き残るべき人は残る。
そんなモンスターパニックの王道を描いたそこそこの作品では?
 
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ホイットニーは博物館用の荷を探していた
 
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それは届き、マーゴが確認する
 
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しかし惨殺事件が起こり捜査が始まる
 
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広い博物館
 
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犯人はどこに?
 
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そして現れる恐ろしい姿
 
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