2001年作品。 ロバート・マンデル監督、ティモシー・ハットン主演。
題名の通りの戦争モノかと思えばさにあらず、実は化学兵器の話です。
オープニングは船上でのパーティーシーンから始まるのでちょっと違和感があります。 ただそこから急展開を見せ、次々と患者が続出。 謎の病原菌かというお話。主役の ティモシー・ハットンが少し地味なのがこの映画の全体感を表していますが、20世紀フォックス映画です。
2001年公開ですが、製作開始時期が気になりましたね。 言うまでもなく9.11の年でもあり、劇中オサマビンラディンという個人名も出てくるのです。 9.11テロの時期に、確か炭疽菌事件がありそれとオーバーラップする作品と感じました。 症状も似ている感じがし、アメリカ全土を震撼とさせたことと思い合わせると、何か符合するものがあるのか何か見終わった後感じました。
全体感としては、サスペンス映画というよりも、人間ドラマですが、時代背景を考えながら見ると、そこそこ見ごたえがあるのでは? 題名と内容がフィットしてはいませんが・・・