anttiorbの映画、映像の世界

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ライジング・ドラゴン

2013年作品、ジャッキー・チェン監督、主演。
 
円明園、万円の園と呼ばれ、各国の外交使節に畏敬の念を抱かせた。  西洋楼の海妟堂には十二支を象った噴水時計の像が並び、正午に一斉に水を噴出した。 
1809年に完成したとされている。
1860年7月、英仏連合軍が清朝を攻め入り、円明園を攻略し、十二支像は持ち去られてしまった。
次々と世界的なお宝がかけられるアンティークオークション、十二支像をはじめとする各国の宝が出品され、想像を超える高値が付けられている。
全12体のうち、現在行方不明の数体を求め、アンティークディーラーのマックス・プロフィット社は “アジアの鷹” と呼ばれ、世界を股にかけるトレジャー・ハンターのJC(ジャッキー・チェ ン)を雇うことにした。
彼には “薔薇” も依頼していたが、まだそれは見つけていない。
JCは今どこに? 彼は休暇中? 気分転換の脱出劇を演じていた彼に今回の依頼の件が届いた。
彼は早速十二支像の復元をしていクワン教授を訪ねた。 肩書はナショナルジオグラフィックの記者のマーティンと称して。 ここにきて、十二支像の型を取りレプリカを作るためだった。 教授は円明園の遺跡で発掘をしているのだ。
クワン教授の紹介で、ココ(ヤオ・シントン)という世界的な価値のある作品を祖国に帰す運動をしている女性に会い、今十二支像がどこにあるかを調べる。 そしてフランスにあるという情報を掴んだ。
仲間のサイモン(クォン・サンウ)、ポニー(ジャン・ランシ ン)、デビッド(リアオ・ファン)とそのレプリカを持ち、税関を通り、フランスに入国した。 そしてレプリカはあっさり海に捨ててしまった。
まずは、伯爵邸にある、鼠と兎にターゲットにしたJCは上手く忍び込むことに成功する。 しかしそこには、ほかにもお宝が眠っていた。 そしてなんと“薔薇”もあるのだった。
さあ脱出するのだが、なんとそこにココがいて彼女に会ってしまうのだった…

ジャッキーチェン最後のアクション大作という触れ込みのこの作品、まあ本人が監督をして体を張るのが最後と言う意味なんでしょうね。 “大作” が最後と言うことで、ちょっとしたアクションや、一俳優として出るのはまだまだ健在です。
冒頭の坂道を走るアクション、 海賊とのドタバタアクション、レプリカ作成工場でのアクション、そして空でのアクション、体張ってましたね。
還暦のジャッキー、体はボロボロでしょうから、最後に頑張りました。 途中一生懸命電話をかけている相手は、奥さんなんですが、ちゃんとラストに登場します。 ここが粋な作りになっていました。 始めこの女優さんは? と思っていましたが、これは実の奥さんなんですね。
今までありがとうの思いから出てもらったんでしょうね。
物語としても面白く、久しぶりに100%ジャッキーを堪能できました。
 
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まずは肩慣らしの脱出劇
 
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今回の依頼を受けるチーム
 
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そして潜入開始のJC
 
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波乱万丈の冒険も
 
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同じ穴のムジナのライバル出現
 
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まだまだ健在のジャッキーでした
 
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