anttiorbの映画、映像の世界

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(500)日のサマー

2009年作品、マーク・ウェブ監督、ジョゼフ・ゴードン=レヴィット、ズーイー・デシャネル出演。
 
488日目二人は再会した。 サマー・フィン(ズーイー・デシャネル)の薬指には結婚指輪が収まっていた。 果たして二人は?
二人の出会いの1日目、ニュージャージー出身のトム・ハンセン(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は運命の女性に会わなければ幸せになれないと思っていた。 映画「卒業」がものすごく好きだった。
ミシガン州出身のサマー・フィンは正反対の性格で、両親が別れて愛した者は二つだけ、1つは自分の長い黒髪、もう一つはその髪を切り落としても何も感じない自分だった。
そんな二人の出会いは1月8日、トムがこの人だと直感したのだった。 “ボーイ・ミーツ・ガール”の始まりだったのだが。
290日目の事だった。 一人の少女が自転車を飛ばしていた。 レイチェル・ハンセン(クロエ・グレース・モレッツ)は部屋に入ってくるなり、マッケンジー(ジェフリー・エアンド)とポール(マシュー・グレイ・ギュブラー)に力を貸してほしいと言われた。 キッチンでは、無表情のトムがひたすら皿を割っていた。 失恋したのだった。
レイチェルはまず皿を置くように言い、話を聞き始めた。 そしてトムは語りはじめるのだった。 サマーとの話を。
彼女は、自分との仲は友達というのだった。 でもトムはそうは思っていないのだった。 食事を平然とするサマーにトムは我慢できず飛び出してしまった。
別の恋をしろ、そう言うマッケンジ ーとポールだが、トムはサマーは特別だという。 そして彼の思いは初めの日の遡って行くのだった…
 
リブートの 「スパイダーマン」 シリーズの監督のマーク・ウェブの初長編作品です。 ちょっと変わったオタク青年をジョゼフ・ゴードン=レヴィット、そしてサマー役にズーイー・デシャネルが演じています。 彼女はこういう自我の強い女性役が似合いますね。 「イエスマン “YES”は人生のパスワード」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/7596652.html でも主人公の相手役をやりましたが、ここでも個性ある女性を演じていました、ちょっと変わり者の。
時系列が行きつ戻りつ、でも恋をした男の想い出なんてそんなもんですよね。 いい思い出と、嫌な思い出が交互に頭に思い起こされ、そしてだんだんと終った恋に決着をつけていくんでしょう。
監督のマーク・ウェブは、もともとミュージックビデオ出身といわれていますが、それならいろんなジャンルの作品に引き出しがあるんでしょうかね。 ここから一気に 「アメイジング」 ですからね。 ちょっと甘酸っぱい思い出を引き出してくれる作品でした。

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二人の付き合いが始まる

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こんなとこにも

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しあわせそうなふたり

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でも彼女には

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ここが思い出の場所

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