生まれも育ちもロンドンのニコラス・エンジェル巡査（サイモン・ペッグ）は、大学を主席で卒業したエリート警官。 首都警察での検挙率はナンバー1、ここ一年で9回の特別表彰を受けた。 そろそろ昇進かと思っていた矢先、彼に突然の異動命令が出た。
首都警察巡査部長（マーティン・フリーマン）始めとする上司たちは揃って冷たく言い放つ。 仲間なら引き留めてくれると思っていたら、みんなもそろって彼が去ることを喜んでいた。 彼は妬まれていたのであった。
配置先のサンドフォードは、犯罪が全く無いイギリス一安全ともいわれている田舎の村。 着いたその日は、まだ配属の1日前 、たまたま入ったバーで、未成年がたくさんアルコールを飲んでいた。 彼の警察官魂が疼き、すべての未成年者を逮捕した。 そして横で飲んでいた肥った男も、車の運転をし始めたので一緒に、明日から勤務をするサンドフォード署に留置した。
翌朝初めて署に行くと、昨日逮捕した男がいない。 なんと彼はここの署員・警官ダニー・バターマン（ニック・フロスト）だった。 そしてなんと彼はここの署長・フランク・バターマン（ジム・ブロードベント）の息子だったのである。
この町には近隣監視同盟、通称ＮＷＡという団体がある。 地元の名士だけで組織され、町を乱す輩を監視するという組織だった。 皆この町で生まれ育ち、愛している？ 名士たちだった。 ニコラスは早速歓迎を受け、皆に紹介され、会合にも出された。
何事もないような町だったが、ある日スピード違反でアベックのマーティン・ブロワー（デイヴィッド・スレルフォール）、イヴ・ドレイパー（ルーシー・パンチ）を検挙した。 彼らはアマチュアの芝居をやっていて、署長からその芝居を見に行けと言われる。
その後一緒に打ち上げにも参加したのだが、次の日この二人が事故で変死した。 首が切断された無残な遺体だった。
署員は事故死というが、ニコラスはどうしても割り切れない。 そしてこれは単なる序章だった…
3人（ライト、ペグ、フロスト）の強力トリオの第2弾です。 今回は、警察官に扮します。 基本コメディなんですが、なかなかどうしてアクションもしっかり見せてくれますし、何よりキャストが 豪華ですよね。 今回はティモシー・ダルトンが厄介な役で登場、さらにカメオ出演でケイト・ブランシェットなどが出ているんですよね。 ほとんどわかりませんが（＾＾）
一見のどかな田舎町、しかし裏にはとんでもない秘密がある、ＳＦでこそありませんが、今回はカルト、そしてミステリーでした。
もちろん小ネタもふんだんで、笑いもあるんですが、私は小ネタとテンポに大満足ですね。 次は3作目ですね。
左遷されて田舎町で、仕事はこんなもん
ここでも厄介者扱いのエンジェル
でも彼は腕はピカイチ、射的でもパーフェクト
次々起こる失踪事件や、事故死？ この男が怪しいとにらんだのだが…
そしてこのコンビの大活躍？
