anttiorbの映画、映像の世界

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クロワッサンで朝食を

2012年作品、イルマル・ラーグ監督、ジャンヌ・モロー、ライネ・マギ、パトリック・ピノー出演。
 
エストニアの寒い雪道、重い体を引きずって歩いている一人の女性・アンヌ(ライネ・マギ)。 ふと見ると、前に男が立っていた。 男はトーマス、酔っぱらっている。 その泥酔の男を連れ彼女は家にやっとのことで帰った。 家には母がいた。 しかし母は驚いてドアを閉めてしまう。 何とか開けて中に入ると母は、アンヌの事が解らないようだった。 アンヌは必死で私はあなたの娘と訴えると母は言った。 「碌でもない男と結婚した娘ね」連れ帰った男は別れたトーマスという元夫だった。
その夜は母は息を引き取った。 葬儀を済ませたアンヌに一本の電話が入った。 フランスのパリで仕事が見つかったというのだった。 内容はある老婦人の世話をすること。 老人ホームで働いてきた彼女は経験者ということで話が来たのだった。 憧れのパリ、彼女の夢の一つだったパリに行くこと。 そのためにフランス語を勉強していたのだった。結婚と離婚を経験、子育てと母の看病に追われながら既に人生も半ばを過ぎてしまったアンヌに訪れた最後のチャンス。
空港でボードを持って待っていたのは、ステファン(パトリック・ピノー)という中年の男だった。 すぐに老婦人の所へ連れて行かれるアンヌ。 そしてある一言をきつく言われる。それは薬棚を決して開けさせてはいけない。 以前勝手に大量の睡眠薬を飲もうとしたからだった。
フリーダ(ジャンヌ・モロー)という老婦人は、毒舌の女だった。 朝食を運んで行っても「朝はクロワッサンと決まっている」と言われ、別にあなたは必要ないから出て行けと言われる。 困ったアンヌはカフェをやっているステファンの所へ行く。 何とか取り成してアンヌは続けることにしたのだったが…
 
ジャンヌ・モローは1928年生まれですね。設定から言ってもちょっと高齢でしたね。 でも、この中の彼女は溌剌としているんです。 まあいびり役ですから嵌っているんですが。
アンヌ役のライネ・マギは始めの疲れているところから、パリに行って道を歩くところ、そしてだんだんフリーダと心通うところから、若返っていくような感じでした。 いびられてもパリの魅力を感じている始めのアンヌ、しかし決定的な亀裂が入るところは、なんか迫力があるとともに、ステファンとルイーダの関係、そして今の状況、自分と母の関係、何かしらだんだん心が通い合っていくところの心理描写は、なかなか面白かったですね。(G)


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ステファンにルイーダ家に連れていかれるアンナ、注意点を言われる

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初めてルイーダの家に来て朝食を作るアンヌだが

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しかしルイーダは・・

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それでも何とか二人の仲は近くなる

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しかし再び亀裂が・・・

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