anttiorbの映画、映像の世界

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悪の法則

 
若くてハンサムな弁護士・カウンセラー(マイケル・ファスベンダー)は美しい恋人・ローラ(ベネロペ・クルス)がいる。 彼女との結婚を本気で考えている。 そのためには指輪も高いものを買いたいとも思っている。 しかし彼はちょっとした出来心から、実業家のライナー(ハビエル・バルデム)と手を組み、ちょっとした裏の仕事もしようと思い始めていた。 言葉巧みにライナーはカウンセラーを誘う。 そしていつしか後戻りできなくなったカウンセラーだった。 
裏社会のブローカー、ウェストリー(ブラッド・ピット)は、なかなか抜け目のない男のようだ。 失敗したら俺はすぐに姿を消す。 そう嘯くウェストリーだがカウンセラーは、新ビジネスに着手し始めてしまう。 
ライナーには美しい女・マルキナキャメロン・ディアス)がぴったりと寄り添っている。 しかし彼女はいろんな部分が謎だった。 ライナーはそんな彼女がちょっと怖かった。
カウンセラーはある女の弁護を引き受けていた。 その女に呼ばれて行ったところ一つお願いがあると言われたのだった。 息子がメキシコからこちらに向かっていたのだが、途中スピード違反で捕まってしまったというのだ。保釈金を払って出してあげて欲しい。 彼は軽くその頼みを聞き、保釈手続きをとってあげた。 しかしこれが彼のつまづきの元のなるとはこの段階ではわからなかった・・・・
 
監督のリドリーは前作のSF巨編から一転して、悪人いっぱいのサスペンスを撮りました。 豪華キャストですよね。 ブラピがちょっと脇に引いて、マイケル・ファスベンダーを真ん中に据え、その周りを曲者が取り囲む設定にしています。 ただこの中では、ベネロペ・クルス扮するローラだけは、何も知らないカウンセラーの婚約者というのがちょっと後半儚くなるんですが。
誰が一番の悪かはすぐにわかります。 やはりバルデムの演技が光りますね。 「スカイフォール」の時もいい敵役でしたが、今回もうなるほど金がある実業家で、ちょっと裏社会にも絡んでいる役を好演していました。 ただ物語としては分かりづらいところも多く、伏線の張り方にもう少しメリハリがあると、いいのではと思っちゃいましたね。 監督は出来に凸凹感があるので、今回は評価がどうなんでしょうか?入はちょっと寂しかったですね。
 
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誘いに乗るカウンセラー
 
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ライナーに寄り添う女・マルキナ
 
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ローラとマルキナの唯一の一緒のところ、マルキナの背中に・・
 
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そしてカウンセラーは…
 
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