anttiorbの映画、映像の世界

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きっと、うまくいく

2009年作品、ラージクマール・ヒラーニ監督、アーミル・カーン、R・マダヴァン、シャルマン・ジョーシー出演。
 
これから飛行機に乗るファルハーン・クレイシー(R・マダヴァン)、いきなり携帯が鳴った。 焦るファルハーン 、「下りねば」 でも飛行機はもう動き出している。 客室乗務員はもう所定に位置についている。 しかし彼は立ち上がると卒倒してしまった。 緊急事態発生、飛行機は空港に引き返した。 しかし薄目を開け、いきなり 「もう治った」 そういうと走り出したファルハーン。 そして客を迎えるタクシーをだまして乗り込み、向かった先はまずラージュー・ラストーギー(シャルマン・ジョーシー)の家だった。
「5分後に着くから用意をしておけ」 ラージューはズボンを穿き忘れていた。 そしてさらに二人が向かった先は、彼らの通った工科大学ICE(Imperial College of Engineering)だった。
そしてそこで待っていたのは、チャトル・ラーマリンガム(オーミー・ヴェイドヤー)という学生時代から嫌味な男だった。 彼は通称:サイレンサー、すかしっぺに定評のある男だった。 サイレンサーは根に持っていた。 彼はランチョー(アーミル・カーン)と張り合っていたのだ。 10年後どっちが出世しているかそれだけが彼の生き甲斐だったのだった。 彼らの学生時代とは一体…
 
ファルハーンは念願のICEに入学した。 しかし待っていたのは上級生のいびりだった。 ズボンを脱がしお尻にスタンプを押す、そんなところに遅れてきたのはランチョーだった。 こいつもズボンを脱がし、いびってやろうとしたが、いやな気配を感じた彼は部屋の入りなにかを作っている。 「出て来い!10数えて出てこなければ小便をドアに掛けるぞ!」 10を数えたその時、ドアの下から何やら出てきた。 それを無視して小便をし始める上級生だが、その時彼は全身に電流を感じノビテしまった。 恐るべしランチョー。 3人の破天荒な大学生活の始まりだった…  
 
 
170分の大作、インド映画の楽しさ全開の快作でした。 何度笑ったか、そして何度泣かされたか。 様々な危機を乗り越えて、青春を楽しみ、そして成長していく3人、ものすごく懐かしい香りのする爽やかさでしたね。
正直、登場する俳優さんは誰ひとり今まで見ていない俳優でしたが、生き生きして躍動感があり、そして何よりいい演技をしていました。 敵役にまず記事にも書いたサイレンサー、彼のセコサがまずいいですね。 でもこういう人物どこにでもいますよね。 彼の原稿を読むシーンは最高でした。 
そしてなんといっても学長のヴィールー・サハストラブッデーを演じるボーマン・イラーニーですね。 彼の役がなんといっても一番重要です。 ICEを一流大学にしたのは彼の功績で、皆、そのためこの大学を目指しているところ、ランチョーだけは学長の想像を超えた存在でした。 でも最後ランチョーを認めるところはやっぱり泣きましたね。 正直ラストのオチは想像がつきましたが、それでもその爽快感を早く味わいたい自分がいました。拍手が起こってもいいような、素晴らしいインド映画でしたね。インド映画恐るべしです(G)
 
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Aal Izz Well♪~ いい言葉ですよね、赤ん坊産声を上げ、生まれる言葉!
 
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彼女の父親は・・
 
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