anttiorbの映画、映像の世界

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ヒキタさん! ご懐妊ですよ

2019年作品、細川徹監督、松重豊 北川景子 山中崇 濱田岳出演。

49歳の作家ヒキタクニオ松重豊)は、OLで年下の妻サチ(北川景子)と生活のサイクルは違えど、仲睦まじい生活を送っていた。 ずっと夫婦二人で生きていこうと決めていたクニオだったが、ある日の夜、二人での帰宅の途にサチから「ヒキタさんの子どもに会いたい」と告げられる。
こうして二人の妊活はスタート。 生活のサイクルを合わせ、果敢にチャレンジする二人だったが、サチは一向に妊娠する気配がないのだった。
心配になり、二人そろってクリニックで検査を受けると、クニオの精子不妊の原因があることが判明する。
ビールが大好きな一方でジムにも通っており、健康を自負してたクニオはショックを受けるも奮起し、生活改善にいそしむことにする。
それでもなかなか実を結ばず、次に行った病院の専門医(山中崇)からは「次の段階への移行を考えられてみては」と人工授精などの先進手段を勧められることになる。
そんな中、ヒキタさんの仕事相手である出版社の編集者(濱田岳)はクニオに、その気もないはずなのに「また子供が生まれた」と報告、プレッシャーを浴びせるのだった。
一方ではサチの父(伊東四朗)より子づくり、ひいては二人の結婚自体を否定され、二人は生活の中で次第に不安と苛立ちを見せ始める。
果たして、二人は子供を授かることができるのだろうか?
 
なにか昔の自分の体験も重なるお話でした(^^)
監督は細川徹、「オケ老人!」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14552565.html 以来の映画のようです。
主演は松重豊、「引っ越し大名!」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/09/11/060000 が近作ですね。
 
物語は、今まで子供は作らない、年の差の結婚をした夫婦のお話。 親子ほど違う二人ですが、それなりに幸せでした。 しかし妻のサチは、いきなり子供が欲しいと言い出します。 そうなると急がなくては、もちろん妻がそういえば、頑張るのは夫の勤め、まずはタイミングを計り子作りを開始しますが、なかなか上手く行きません。
そして一回医者にかかると、元気な精子の数が少ないと致命的な事をいわれてしまいます。
別の医者にかかっても結果は同じ、そして人工授精の道に行こうとしますが、ここでサチの父親が猛反対します。
 
今作は、ここまで切羽詰ってはいませんでしたが、一度妻に若いころ医者に行こうといわれたことを思い出しました(^^) この作品のクニオさんの気持ちはよくわかりますし、医者にいく寸前に妻が妊娠して事なきを得ましたが(^^)
その時の子作りのときは今でも覚えていますね。 精力剤を夕方に飲んで、それが効いたのかもしれません!
なにかちょっとにやけてしまう作品でした。
 

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帰り道に妻に

 

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生活の違う二人

 

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でもクニオも決心する

 

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まずは体力

 

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桃がいいらしい

 

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ハングマンズ・ノット

2018年作品、阪元裕吾監督、吉井健吾 安田ユウ 松本卓也 村原孝麿出演。

ニコ生配信中のカップルの家に土足で乗り込んでくるDQNグループ。「自分が負け続けたパチンコ台でカップルの彼氏が勝っていたから」という無茶苦茶な理由で家宅侵入。
暴行!恐喝!悪逆の限りをつくす。 彼らは警察にもマークされている半グレ集団。 タコ焼きから葬式のお坊さんまで、欲しいものは全て恐喝・恫喝・拉致・殺人で手に入れる最低の奴らだった。
一方、電車の中でひとりでブツブツ喋っている根暗そうな男(吉井健吾)。 一見、ただのコミュ症オタク風青年だが、大学内で見かけただけの片思いの女の子のことを、自分と付き合っている彼女だと脳内変換してしまう。
話したこともない女の子の家に侵入し、サプライズで誕生日パーティの準備をしてしまう、最低に気の狂ったストーカー殺人鬼なのだった・・・
 
まあバイオレンスということなのか、壮絶な作品ですね。
監督は阪元裕吾、初めて作品を見る監督です。
主演は吉井健吾、監督の作品には多く出演しているようですね。
 
物語は二つの方向から展開して行きます。 常識に一切通じない半グレ集団、無軌道の暴力、リンチ、本能の赴くままで、非道の限りを尽くす暴力軍団ですが、もちろん警察もマークしています。
一方はヲタクの男、しかし支店はちがいますが、彼も自分の世界がすべての男でした。そしてその二つの世界観がぶつかっていくことになって行きます。
 
今作は、形を変えた、二つの無軌道な暴力なんですが、やっぱりヲタクのほうを応援してしまいますね。でも、根底には同じアナの狢かもしれませんが。
 

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半グレ集団

 

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常識は通用しない

 

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しかし彼らの正反対の

 

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狂気の男がいた

 

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それはヲタクの男

 

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東京ワイン会ピープル

 
幼いころの紫野は父と母に連れられてピクニックに行った。 その時に父は、いつか紫野はワインを美味しく飲むだろうと言われた。
会社の上司の誘いでワイン会に参加した桜木紫野(松村沙友理)は、どう見てもブルジョアな会合に馴染めずにいたが、参加者の一人、織田一志(小野塚勇人)と意気投合。 ワインについて知識があり、成功者の気品が鼻につかない織田に紫野は惹かれていった。 同僚の雨宮千秋(大野いと)に冷やかされながらも、彼に送ってもらったのは嬉しいことだった。
しかし今まで紫野は、ワインをあまり飲むことはしていなかった。 でもこの時に、ワインを独特の言葉で表現する彼女は注目を集め、織田の方も紫野に興味を持つのだった。 そして小田は、自分が主催するワイン会に参加しないかと誘ってくる。 織田に惹かれていた彼女は、もちろんOKするのだった。
しかし織田は粉飾決算で逮捕され、若き実業家の逮捕はニュースになってしまう。 それでも織田の紳士的な振る舞いと彼が勧めるワインには嘘がないと信じ、紫野はワイン会への参加を決めるのだった。
そこには、女優のロジェデュカス楓(藤岡沙也香)、西義和(鯨井康介)、古澤美登里(須藤理彩)、そして初回参加には会えなかったが、布袋裕二(水上竜士)がメンバーで、織田不在でも参加を続け、ワイン会メンバーとの出会いが紫野をワインの魅力に引き込んでいく・・・
 
ワインが飲みたくなる作品です。
監督は和田秀樹、「私は絶対許さない」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15497973.html という衝撃作を撮っています。
主演は松村沙友理、もちろん乃木坂46の1期生で、御三家と呼ばれた人気メンバーですが、女優としての映画出演は最近ですね。「映画 賭ケグルイ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15956701.html が近作となります。
そして織田役で小野塚勇人、「jam」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15793284.html に出演していました。
 
物語は、アラサーになったOL・桜木紫野がワインと出会い、彼女の独特な世界がさらに広がっていく物語です。 会社の課長の誘いで、ワイン会に初参加した紫野、同僚の千秋と一緒でしたが、そこで出会ったのが織田という若い実業家でした。 でも彼の噂は、ちょっと派手で女性関係も多く遊び人っぽい感じで、千秋はあまりよく思っていないようでした。
しかし紫野に対しては紳士的で、好印象、そして彼の主催のワイン会に参加しないかと誘われます。 しかしその直後、彼は逮捕されてしまいます。
 
今作は、もちろんさゆりんご=松村の為の作品ですね。 原作は小説ということですが、まっつんの年齢より少し上の設定、OLという事なので、どうかな? と思いましたが、何とかこなしていました。
ただちょっと控えめで大人しい役で、まっつんのよさが100%出たとはちょっと言いがたい(^^)
ちょっと嫌な感じの役柄が似合うキャラに最近はなっている気がしましたが。
 

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父に将来ワインを飲む女性になるといわれた少女時代

 

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そして初めて飲んだワイン、その時彼がいた

 

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千秋も出会いが

 

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そして織田のワイン会に

 

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いろんなワイン会がある中

 

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報復(かえし) 2

2017年作品、山口雄也監督、佐野岳 津田寛治 木下美咲 近藤芳正 内田理央出演。

連続殺人の容疑者として警察の取調べを受ける山井浩史(佐野岳)。 だが、彼に思いを寄せる亜希子が、制服警官ながら街の裏の顔役でもある塚本(近藤芳正)に頼み込み、ようやく解放される。 組では、組長殺しのホシとして深谷聖次(津田寛治)が浮かび上がった事から捜索が始まるが…。
 
さて後編になりますが、後編で重要な役を演じるのは近藤芳正ですね。「人間失格 太宰治と3人の女たち」  https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/09/27/060000 が近作ですね。
 
物語はだんだん前科ものということで、浩史が疑われて行きます。 警察もだんだん彼に焦点を当てて行きますが、誘導している人物がいるんですね。
そしてその中でも真実に近づこうとする若い警官はいるんですが。
 
今作は基本やはり復讐ものなんですよね。 でもそれがだんだんエスカレートしていく。人間の憎悪がどんどん膨らんでいくというお話のようでしたが。

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何の目的で来たのか?

 

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そして彼女の行方は?

 

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助けを求めていた

 

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そして・・・

 

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ホテル・ムンバイ

2019年作品、アンソニー・マラス監督、デヴ・パテル アーミー・ハマー ナザニン・ボニアディ ティルダ・コブハム・ハーヴェイ出演。

2008年11月26日。ゴムボートに乗ってムンバイに上陸した、若い男の一団の姿があった。 彼らはタクシーに分乗すると、ムンバイ市内へと姿を消す。
その日、シーク教徒であるアルジュン(デヴ・パテル)は、頭にパグリーを付けると、まだ幼い子を妻に預け、職場であるタージマハル・ホテルへと向かう。
一方ムンバイに上陸した男たちは、イヤホンから流れる扇動的なメッセージを聞いていた。 メッセージは彼らが訓練に従い、各々のターゲットを攻撃するよう指示していた。
同じ頃、ムンバイの歴史ある最高級の五つ星ホテル、タージマハル・ホテルではVIPの客を迎える準備が行われていた。 アメリカ人のデヴィッド(アーミー・ハマー)と名家の娘ザーラ(ナザニン・ボニアディ)夫婦は、産まれたばかりの子のキャメロンと、その世話役のサリー(ティルダ・コブハム=ハーヴェイ)と共に、タージマハル・ホテルに到着する。 ホテルのVIP客として迎え入れられた、デヴィッドとザーラ夫妻。 ホテルの完璧な受け入れに2人は満足する。
ムンバイのCST(チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス)駅では、トイレでカバンから銃を取り出した男が、混雑する駅に向け銃撃を開始した。 パキスタンイスラム系テロ組織が、行動を開始した。
ようやくタージマハル・ホテルに到着したアルジュン。 レストランで勤務を着く前に、他の従業員と共にオベロイ料理長(アヌパム・カー)より、身だしなみのチェックを受けるが、出勤中に靴を無くしサンダル履きで現れたアルジャンを、オベロイは勤務から外れるよう命じる。 間もなく妻が子を出産するアルジャンは懇願し、余っていた合わない靴を無理に履き、勤務に入ることになった。
次々と宿泊客を迎え入れるホテルのTVに、CST駅が襲撃され100名以上の死傷者が出たとのニュースが流れていた。 そしてこのテロが町中に拡散、ホテルに避難をしてくる市民に、ホテルが避難を受け入れるが、その中にテロリストが紛れ込んでいたのだった・・・
 
これは2008年に実際にあった衝撃的な事件でした。
監督はアンソニー・マラス、長編デビュー作ですね。 凄い作品を撮りましたね。
主演はデヴ・パテル、「LION/ライオン ~25年目のただいま~」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14855033.html では青年サルー役をしていました。
そしてアーミー・ハマー、「ビリーブ 未来への大逆転」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15917895.html では理解とユーモアの夫役でした。
ナザニン・ボニアディはテレビシリーズ出演が多い女優さんのようですね。
 
物語は、ホテルムンバイで起こったイスラム過激派のテロ、そして残酷な虐殺に、ホテルの従業員が果敢に立ち向かったお話です。 敬虔なシーク教徒のアルジュンは決して頭からパグリーを取ることはありません。 美しい妻と幼い子供を養うため、このホテルに勤めることは重要でしたが、急いでいたので靴を片方落としてしまいました。 何とか懇願してあまった革靴を貸してもらうんですが、それは小さかった。
一方謎の少年達の集団がムンバイに上陸、彼らは鍛えられ、従順なテロリスト達でした。 通信で指示を受け、まずは駅で銃撃を開始。 そして街中で、そして一流ホテルに狙いをつけたてこもします。 ここには海外のVIPが泊まっている事から、虐殺と、人質、しかし金目当てではなく、西側諸国に対する強烈な脅しが目的でした。
 
今作は実話ということで、無残な犠牲者が多く出ているんですね。 フィクションなら生き残りそうな人間も殺されていきます。 しかし、お客様に対する責任感と、このホテルが自分の家だという強い心が、後半の脱出劇に繋がって行きます。
しかしイスラム過激派の気持ちはなかなか理解できません。
 

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逃げてきた旅行者に

 

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紛れ込んでホテルの侵入してきたテロリスト

 

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アルジュンは必死にお客を守る

 

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調理場の人たちも身を隠す

 

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テロリストから逃げ惑う

 

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アルジュンの家族も

 

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報復(かえし)

2017年作品、山口雄也監督、佐野岳 津田寛治 木下美咲 近藤芳正 内田理央出演。

聖次(津田寛治)は十数年前、当時高校生だった娘(吉田まどか)が同級生(佐野岳)に命を奪われ、事件のショックで命を絶った妻も失ってしまう。
犯人の浩史(佐野岳)は既に出所していることが分かり、彼が暮らしている土地を訪れるのだった。
浩史は行き場を失っていた時に、友人(戸塚純貴)の紹介でヤクザに拾われ事務所で働いている。
彼の居場所を突き止めた聖次は、まるでストーキングをするように浩史を付け回すのだった。
丁度その頃、街では残虐な事件が発生したことで、警察は前科のある浩史をマークし始める・・・
 
サスペンス作品で限定公開された作品のようです。
監督は山口雄也、監督作品を見るのは初めてのようです。
主演は佐野岳、「純平、考え直せ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15694288.html に出演していました。
そして津田寛治、「この道」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15838184.html が近作ですね。
 
物語は娘を失い、さらに妻を失った男が、容疑者を追いかけていくお話です。 復讐なのか、それとも、なにか考えがあるのか?
生きる望みもない聖次ですが、逆に犯人が出所したことで動き始めることに。
今作は、前後編で公開されていますが、ちょっと長めのドラマというところですね。
続きは後編で。
 

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妻子を失った男

 

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彼が犯人

 

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そして今は組に所属している

 

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蜜蜂と遠雷

2019年作品、石川慶監督、松岡茉優 松坂桃李 森崎ウィン 鈴鹿央士出演。

3年ごとに開催される『芳ヶ江国際ピアノコンクール』。 ここを制した者は『世界最高峰のS国際ピアノコンクールで優勝する』というジンクスを持ち、近年高い注目を浴びる。 ピアノの天才達が集うこのコンクール予選会に、若き4人のピアニストが現れる。
かつて国内外のジュニアコンクールを制覇し、天才少女として名を馳せていた栄伝亜夜(松岡茉優)、13歳の時、最大の理解者であった母が突然死去する。 長らくピアノが弾けなかったが、20歳となった今、ふたたびコンクールへの出場を決心する。
音大出身で楽器店に勤務するサラリーマンで、コンクール年齢制限ギリギリの28歳・高島明石(松坂桃李)自身の才能に限界を感じながらも、妻や娘の応援を背に最後の挑戦としてエントリーする。
期待の優勝候補、完璧な演奏技術と感性を持ち、名門ジュリアード音楽院在籍中マサル・C・レヴィ=アナトール(森崎ウィン)、幼少期を過ごしていた日本で、ある少女の誘いでピアノ教室を訪れたのが、音楽との出会いだった。
フランス・パリのオーディション会場に、突如現れた謎の少年風間塵(鈴鹿央士)、先頃亡くなった伝説的な世界最高峰ピアニストからの『推薦状』を持っていた。 推薦状には『君たちに『カザマジン』という『ギフト』をお贈りする。』と書かれていた。
演奏を聴いた瞬間、名だたる審査員一同は圧倒される。 完璧な技術にかつて経験したことのない衝撃的な感情を抱く。芳
ヶ江市で、2週間に渡り『芳ヶ江国際ピアノコンクール』が開催される・・・
 
原作は恩田陸、「木曜組曲」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12794331.html という作品を記事にしています。
監督は石川慶、「愚行録」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14756019.html はなかなかえぐい作品でした。
主演は4人、松岡茉優の近作は「万引き家族」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15552489.html ですね。
松坂桃李は、「新聞記者」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15983870.html が近作です。
森崎ウィンは、「母さんがどんなに僕を嫌いでも」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15778611.html に出演していました。
鈴鹿央士は映画初出演。 彼はいいですね。今後はもっと活躍しそうですね。
 
物語は注目度の高いピアノコンクールに集まった4人の物語です。 芳ヶ江国際ピアノコンクールは、ここで勝つと世界的なピアニストになると言うジンクスがあるコンクール、だから世界の有望な若手ピアニストが集まってきます。
そして4人にはそれぞれドラマがありました。栄伝亜夜は伝説の天才少女でした。高島明石は社会人として働きながら、ラストチャンスにかける一児の父。 マサル・C・レヴィ=アナトールは大本命で完璧を目指すんですが、なにかが足りないことに気がついていない。
そして謎の新星・風間塵、彼は無音鍵盤をいつも持ち歩き練習しています。
 
今作は、誰が勝つのかという興味もありますが、それ以上にこの演奏シーンが圧巻ですね。 ソロのソナタもいいですが、コンチェルトのシーンが圧巻です。 曲者感たっぷりの鹿賀丈史が良い味を出しているのと、嵯峨三枝子役の斉藤由貴がまた良いんですよね。 いろんな作品で脇で光っていますが、今作は重要な審査員でありピアニスト役でした。
 

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栄伝亜夜

 

 

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マサル・C・レヴィ=アナトール

 

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風間塵

 

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そして高島明石

 

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4人はお互いを認め合う

 

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