anttiorbの映画、映像の世界

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クラユカバ

2024年作品、塚原重義監督、神田伯山 黒沢ともよ 芹澤優 佐藤せつじ 狩野翔 坂本頼光声の出演。

私立探偵の荘太郎(神田伯山)は、世間を惑わしている集団失踪の捜査をスタートさせる。 目撃者はなく、意図も不明なその事件の現場には必ず、“不気味な轍”が残されていた。 手がかりを求める荘太郎は、街の地下領域“クラガリ”へと足を踏み入れる。 そこで出会った黒鐵の装甲列車とその指揮官タンネ(黒沢ともよ)が、荘太郎の運命を大きく揺れ動かしていく。

塚原監督のもう一作がこちらですね。
荘太郎役が神田伯山、声優としては今作の「序章」に初トライのようですが、「アントニオ猪木をさがして」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/10/10/060000 に出演でした。
タンネ役が黒沢ともよ、「映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/10/19/060000 に出演でした。

そもそも今作の「序章」と、監督の短編が上映されたことで、今作と昨日あげた「クラメルカガリ」が長編制作と繋がったということのようです。
父が幼い頃の行方不明となり、探偵家業をしている主人公の荘太郎、巷で連続して起こっている行方不明事件を追って、情報屋のサキも行方不明となってしまいます。
こちらの方が、ちょっとファンタジー色が強かった印象でした。

 

からかい上手の高木さん2(第2期) ④

2019年作品、赤城博昭監督、高橋李依 梶裕貴 小原好美 市道真央 小倉唯 内田雄馬 小岩井ことり 岡本信彦 落合福嗣 内山昂輝 悠木碧 田所陽向声の出演。

第7話 林間学校
楽しい雰囲気で始まった林間学校。そんな中、フォークダンスで最後に手を繋いでいる人が好きな人だったら両思いになれる、という噂が流れ始める。

第8話 体育倉庫/保健室/宝くじ
「体育倉庫」
体育の授業の片付けの為、体育倉庫に入った西片と高木さん。西片(梶裕貴)は高木さん(高橋李依)をからかおうと体育倉庫の扉が開かないふりをするが、本当に扉が開かなくなってしまい…

第7話は、オリジナルエピソードということで、短編ではなくこのテーマ“林間学校“1話となっていますね。 フォークダンス、しかし男女の数が違うと、大体男子が多くて、女子側に入ってしまう、悲劇ですが、男の子は強がるんですよね(^^)
そして体育倉庫に二人っきり、しかしこの二人はいい雰囲気にはならないんです・・・

 

激怒

2022年作品、高橋ヨシキ監督、川瀬陽太 小林竜樹 奥野瑛太 彩木あや 森羅万象 松嵜翔平 木村知貴 安藤ヒロキオ 影山祐子 松浦祐也出演。

中年の刑事・深間(川瀬陽太)には、いったん激怒すると見境なく暴力を振るってしまうという悪癖があった。 かつてはその暴力を活かして街から暴力団を一掃した功労者と讃えられたこともあったが、度重なる不祥事に加え、大立ち回りで死者まで出してしまった責任を問われ、海外の治療施設へと送られることになる。

数年後、治療半ばにして日本に呼び戻された深間は、見知った街の雰囲気が一変してしまったことに気づく。 行きつけだった猥雑な店はなくなり、親しくしていた飲み仲間や、面倒をみていた不良たちの姿もない。 一方、町内会のメンバーで結成された自警団は「安心・安全」のスローガンを掲げて高圧的な「パトロール」を繰り返している。一体、この街に何が起きているのか? 深間の中に、久しく忘れていた怒りの炎がゆらめき始める。

監督は高橋ヨシキ、初監督作品ですね。
主演は川瀬陽太、「隣人X 疑惑の彼女」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/12/09/060000 に出演でした。
小林竜樹は、「明日の食卓」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/06/12/060000 に出演していました。
奥野瑛太は、「春に散る」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/09/05/060000 に出演でした。

満を辞してというか、高橋ヨシキ氏の初監督作品ですね。 いろんな形で映画参加はしていましたが、監督作を見てみたいと思う映画ライターです。
もちろん過激な作品を求めてしまいますが、なかなか今作も痛烈な作品ですね。 制作も脚本も兼ねていて、監督らしさが出ていると思いますし、川瀬陽太起用は当りだと思います。
こういう世の中は確かに程度の差こそあれ、来そうな気配もしますね。

 

クラメルカガリ

2024年作品、塚原重義監督、佐倉綾音 榊原優希 大塚剛央 細谷佳正 森なな子 悠木碧声の出演。

零細採掘業者がひしめく炭鉱町「箱庭」で少女カガリ佐倉綾音)は、日々迷宮のように変化する町を地図に書き留める地図屋を営んでいる。 一方、幼なじみのユウヤ(榊原優希)は、箱庭からの脱却を夢見ていた。 やがて2人は箱庭で頻発していた“不審な陥没事故”に巻き込まれていく。

監督は塚原重義、二つの初長編作品が公開されまずはこちらですね。
カガリ役は佐倉綾音、「劇場版 SPY×FAMILY CODE: White」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/12/29/060000 に出演でした。
ユウヤ役は榊原優希、「ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/09/27/060000 に出演でした。
伊勢屋役は大塚剛央、「北極百貨店のコンシェルジュさん」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/10/28/060000 に出演でした。

明日記事が上がる「クラユカバ」 と同一世界観のお話です。
炭鉱の町・通称箱庭というのは何か古き良きという匂いがしますね。 でも地下に謎の迷宮のような通路というか、意図的なのか?ガスの抜けた空間があるんですね。 そしてその全体像を示す地図に値段がつくという設定でした。 淡い恋愛ドラマの様相が、一気に変わり小さいですが戦いが起こります。
なかなか面白いですね。


 

からかい上手の高木さん2(第2期) ③

2019年作品、赤城博昭監督、高橋李依 梶裕貴 小原好美 市道真央 小倉唯 内田雄馬 小岩井ことり 岡本信彦 落合福嗣 内山昂輝 悠木碧 田所陽向声の出演。

第5話 質問/まゆ毛/放課後/ハッピーバースデイ/くしゃみ
「ハッピーバースデイ」
西片(梶裕貴)の誕生日。 なぜか自分で誕生日ケーキを買いに行くことに…ケーキ屋さんへ向かう道中、偶然高木さん(高橋李依)に声をかけられる。 そこで待ち受ける高木さんのからかいとは…

第6話 リベンジ/ドッジボール/買い食い/デート
「買い食い」
罰ゲームで駄菓子屋に来た二人。お菓子を買うだけのはずが、お腹が空いていた二人はそのままカップラーメンを食べることに。そこにクラスメイトが現れて…

誕生日に、自分のケーキを撮りに行くのもヤボですが、偶然高木さんもいることがちょっと不自然ですね(^^)
そして、駄菓子屋でカップラーメンが食べれるって今はないですよね? 地方に行くとあるんでしょうかね?
まあそもそも駄菓子屋自体が、それも婆さんがやっているような店は、貴重でしょう。

 

猿ノ王国

2022年作品、藤井秀剛監督、坂井貴子 越智貴広 種村江津子 分部和真 足立雲平 納本歩 望月智弥 田中大貴 荒川真神水祐人 安井大貴出演。

ニュース特集を企画したテレビ局員が監禁された。 場所は、地下の編集室。 なぜ彼らは監禁されたのか? 時を同じくして、5人のテレビ局員が招集された。 場所は25階の取締役員室。 監禁の首謀者は誰なのか? それぞれの場所に集められたテレビ局員たちの脱出劇と密談を通して描かれる人間模様。 それはやがて憎しみに満ちた復讐劇へと発展していく…

監督は藤井秀剛、「超擬態人間」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/11/06/060000 を記事にしています。
坂井貴子は、監督の上記作品に出演しています。
越智貴広も、上記作品に出演です。

今作はなかなか面白いですね。 題材は時節柄、ワクチンの安全性を問うお話になっています。 マスク着用も逆手にとって、このマスクを使う人間は下のものがつけるということで、上下関係がはっきりわかるんですね。
さらに言えば、このワクチンの安全性は、現実的にも一部では言われていたこと。 結構強い副反応を示す場合もあるし、表立ってはあまり報道されませんが、それによって亡くなった方も多いと聞きます。
世界的に広まった新型コロナ、今は表立っては落ち着いているというか、ウィルス自体が変異して弱くなったというのが実情でしょう。
でも、今後更なる病原菌、ウィルスが出てもおかしくないということは、明白であり、そういった時の速やかで、真っ当な対応ができる体制になっているといいんですが。

 

あの夏のルカ

2021年作品、エンリコ・カサローザ監督、阿部カノン 池田優斗 福島香々 浪川大輔 高乃麗 乃村健次 磯部勉 落合福嗣 山田寛人声の出演。

海の世界に暮らす“シー・モンスター”の少年ルカ(阿部カノン)は、絶対に行ってはいけないと禁じられている人間の世界への憧れを抑えきれず、親友のアルベルト(池田優斗)と共に海の世界を後にする。 身体が乾くと人間の姿になるという性質を持つ“シー・モンスター”の彼らは、この“秘密”を人間に知られる恐怖を抱きながらも、目の前に広がる新しい世界に魅了されていく。 やがて、ルカとアルベルトの無邪気な冒険は海と陸とに分断されてきた2つの世界に大事件を巻き起こすが、ルカの禁断の憧れが生んだ<ひと夏の奇跡>とは。

監督はエンリコ・カサローザ、初長編作品ですね。

今作も、新型コロナの影響で、ディズニー+での配信となってしまった作品で、ようやく日本で劇場公開になった作品です。
シー・モンスターという設定は、ちょっとよくわかりませんでした。 手と足があり、尾がついている。 マーメイドともちょっとちがいますが、どうやたr机上では人間対に変化する返信能力があるようですね。 ただ、濡れてしまうと、海の姿に戻ってしまい、すぐ水分を拭き取らないといけないようですね。
今作では人間は、怖い海の生物で、実際にいるかいないかわからないUMA的な描かれ方をしています。
一夏の冒険譚、ファンタジーですが、ラストはより現実感のある展開になっていきます。 海でも陸でも対応できる万能タイプの動物ですね。